2020年9月10日の投稿

秋の夜長に竹灯り

 
竹灯り


3つ揃って並んでいるのは竹編みの製品です、今は竹タンブラーを中に入れていますけれど元々は「竹かまくら」と呼ばれて日本料理店などの演出のひとつとして作られていたものなのです。


竹照明


ところが時代の変遷と共にあまり使われることもなくなり行き場を無くしていました。昔から丁寧な仕事をされてきた職人の顔が目に浮かびます、せっかくの竹編みが誰の目にも触れず活躍しないままいるというのが忍びありません。


竹ランプ


そこで、内側に入れている竹タンブラーなのです。この中には電池式の小さな電球を入れました、この電球は蝋燭の炎が風に揺らぐようにユラユラと灯ります。ちょうど季節も秋なので、夜長を楽しんでいただく癒しの竹灯りとして生まれ変わりました。




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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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