2020年9月22日の投稿

虎竹網代編みショルダーバッグ

 
網代編み


一本の竹を割って細い竹ヒゴを作り編み込んでいく網代編み、先日は久しぶりにゆっくりとその仕事を見せてもらう機会があった。竹を割る音はいつ聞いても心地よい、細いヒゴは幅と厚み揃えていく。


網代編み


こうして作った竹ヒゴを編み込んで一枚の板状にしていく。組み合わせによって様々な編み目模様ができあがるが、網代編みは縄文遺跡から出てくるほど歴史が古く先人があらゆるパターンを試してきている。


網代編み


200708913.jpg


少し注意してみると竹虎本店に並んでいる竹細工の中にも網代の技法を使った製品は数えきれないほど多い。


渡辺竹清ショルダーバッグ


そんな網代編みで極みとも言える渡辺竹竹清先生、30数年間大事に保管されていたショルダーバッグは見事だ。




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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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