2020年10月26日の投稿

洗濯籠という名の多目的籠

虎竹洗濯籠


新しく製作しました虎竹洗濯籠はメゴ笹(オカメ笹、神楽笹)やシダ編み籠(わらび)、あるいは籐編み籠などでも作られてきた伝統的な編み方を虎竹に応用したものなのです。虎竹も沢山ある素材ではありませんが、メゴ笹やシダといった素材は更に貴重で扱いが難しく長期間保管できない難点があって職人が編みたくても編めない事が多いのです。


虎竹洗濯籠


そこで虎竹でチャレンジして何度も試作しながらも、ようやく満足できる籠になった虎竹洗濯籠なのですけれど特大の45センチサイズから40センチ、36センチ、25センチと4種類のサイズがあります。


虎竹ランドリーバスケット


一番小さい(小)ですと洗濯籠という名前が付いていますものの、かなり小ぶりな籠となっていて他の用途の方がしっくりきます。


みかん籠


たとえば、みかん籠。今ではコタツなどお使いになられているご家庭は少なくなりつつあるのかも知れません。しかし、少し前まではコタツにミカンは冬の定番でした(笑)高知では商店街にコタツを沢山持ち出してきて大勢で宴会をするイベントもあったりしますので今の若い皆さんが完全にコタツ離れしているという事でもなさそうです。この冬、コタツライフを楽しむ方々には是非「みかん籠」も思い出してもらいたいものです。




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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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