ご存知ですか?竹製爪楊枝の強さ・耐久性

竹虎四代目(山岸義浩)、竹楊枝


「竹ようじ最強伝説」なるハチマキをしていますが、一体何なのか?ご存じ無い方は不思議に思われるのかも知れません。まあ、竹の強度の高さは自分達からすれば常識なのですが実際に使ってみるとあまりにその使用感が違うので一度ご説明させていただこうと思ったのです。


竹楊枝、木製楊枝


もしかしたら、竹も木も区別がつかないという方もおられるかも知れません。また、若い時には爪楊枝などあまり使わないと思います、自分もたまに使うようになったのは最近の事です。そして、一般的な木製の爪楊枝を使うたびに先端の尖りがすぐに丸まってしまったり最後には折れてしまう強度の無さに物足りなさを感じていました。


竹製楊枝


ところが、この竹製楊枝の強さと言ったら本当にスゴイです。先端の尖りは使っても使っても全く元のまま、これが丸くなるには何か他の硬い石にでも打ち付けねばならないのでは?と思うほど。木製のように折れるなどという事はまず考えられません、まさに「折ってヤル」という意識がないと折れません(笑)。


竹の強さを十二分に活かした素晴らしいものの一つですが、国産なので竹串などと同様に製造がなかなか追いついていないのが現状です。竹串にしろ、この竹楊枝にしろほとんどの工程は機械化されていますが、その機械を扱うのは人の手ですし、機械自体の老朽化も進んでいてメンテナンスも負担になっています。竹材不足など二重苦、三重苦の中製造の続く日本製竹楊枝や竹串については後日動画でご覧いただけるように準備しています。




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