続・根曲竹の竹林から編み上げられる竹細工たち

根曲竹籠、ざる、魚籠


昨日の30年ブログで根曲竹を野武士に例えましたけれど、やはり間違っていません(笑)。この面構え...明るい太陽の下で伸び伸びと過ごしてきた真竹等でしたら、こうはいきません。長く寒い冬をじっと耐え忍んだ竹ならではの堂々とした風格を感じます。


根曲竹手提籠バッグ
 

根曲竹角八ツ目手提籠バッグをご覧ください。この竹で八ツ目は珍しいです、初めてご覧になられる方も多いかと思いますけれど一目で心掴まれてしまいそうです。


根曲竹手提籠、竹虎四代目(山岸義浩)


形もいいし、大きさもいい。青々とした今よりは若干軽くなりますけれど、それでもしっかりした質感のある手提籠です、小柄な女性よりは男性にお使いいただきたいものです。


根曲竹茶碗籠


この根曲竹茶碗籠はたまりません。角型の形も好きですがやはり竹の表情が素晴らしい。


根曲竹茶碗籠、竹虎四代目(山岸義浩)


これらの竹籠は熊がでる山深いところにある竹林で伐採されました。爆竹を鳴らし、笛を吹きながらの伐竹、逞しく生きる竹、あの根曲竹だと思うとなおさら愛着が深まるのは日本唯一の虎竹と同じです。ご覧になっていない方は是非一度このYouTube動画を観て欲しいと思います。




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