2021年5月14日の投稿

漆仕上げの渋い虎竹網代ざる

 
虎竹網代ざる、竹虎四代目(山岸義浩)


普通は網代編みした竹ざるというと、これからの季節には土用干しなどに活躍する60センチ、40センチサイズの大きな竹ざるをまず思い浮かべます。ところが、この虎竹を使った網代編みざるは暮らしの中で日常使いするものとは少し違って漆仕上げで小振りでもあり、どうやって使うおうか?と考えてしまう高級感漂う作りです。


虎竹網代ざる


縁巻


竹ざる裏


裏面も縁のあしらいと言い、漆を塗布した竹ヒゴの色合いといい綺麗です。


虎竹ざる


虎竹網代ざる


工芸品と呼べそうな逸品の竹ざるには虎竹という素材は最適だと、つくづく感じます。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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