27歳になりました、雲の上の竹照明

 
隈研吾氏設計、雲の上のホテル、竹照明


世界的建築家である隈研吾さん設計の高知県梼原町にある「雲の上のホテル」が今年の9月いっぱいで休業する事になりました。コロナのせいではありません、老朽化による建て替えで新しく出来るホテルは3倍の規模でリニューアルされるとの事なのです。2024年4月にオープン予定だそうですので、近くの雲の上の温泉や雲の上のプールなどの施設と共に益々多くのお客様に喜んでいただけるスポットとなりそうです。


隈研吾氏設計、雲の上のホテル


このホテルの前を通りがかる事はあまりありませんが、近くに来た際には必ずこちらの竹照明が気になって車を停めます。雲の上のホテルが開業したのは1994年の事でしたので、竹虎がロビー用に製作させていただいた竹照明は27年間もの間、沢山の方々を明るく照らしてきた事になります。


隈研吾氏設計、雲の上のホテル、竹灯


一体何人の方が竹灯に目をとめたか分かりませんけれど、都会の喧騒を逃れ遠くから来られた方々は、山深いホテルに足を踏み入れ竹編みの優しい光に心癒されただろうと確信しています。竹の身部分だけでシンプルに編み上げた照明が出来あがった時には真っ白な印象でしたけれど、色合いの深まりに時の流れを感じています。


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