竹の造形、日詰明男さん、二名良日さん

幾何学アーティスト日詰明男氏

 
先日、ジャパンハウスでのウェブセミナーが予定されているお話しをさせてもらった。実はこの施設は世界に三拠点あって、その内ひとつがブラジルのサンパウロにある。オープンした2017年にお伺いさせてもらった時、強烈に印象に残った竹の造形があった。一体誰がこのような作品を創作されているのだろう?名前を見ると「日詰明男」とあった、とにかく不思議な気持ちになってしまい、建物の入り口にあるものだから、そこから足が動かなくなって早く行かねばと思いつつも中に入れず困った覚えがある。


日詰明男氏


あれから数年経って日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を展示させて頂いていた山口県で開催されたバンブーフェスタで、あの時の日詰明男さんにお会い出来ると聞いてずっと楽しみにしていた。幾何学アーティストと言うだけあって、作られるものが独創的で面白い。


日詰明男氏


武蔵野美術大学や龍谷大学先端理工学部で教鞭を取りながら実は30年来、国内外で驚くような作品を生み出し続けられている方だった。黄金比と言う言葉を何度も口にされていて、今まで作られた造形を画像で拝見させてもらったが、もっともっと他の作品にも触れてみたいと強く感じるものばかりだ。見た事ないのに懐かしい竹の姿とも思えてくる、竹のしなやかさ、強靭さが巧みに活かされてる。


二名良日氏竹ジャングルジム


実は、もうお一人、今までお名前だけ聞いていた探検植物作家、地球野外塾長老という肩書を持たれる二名良日(ふたなよしひ)さんという方がおられるが、この方にも前々からお目にかかりたかった。竹のジャングルジムも素晴らしかったし、色々な植物を自由に使ったリースは見ているだけで楽しくなる。竹リースものびのびしていて心地よい、どうやら毎日の魅力的な生き方がそのまま作る物に反映されているようだ。


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