明日のウェブセミナー「日本文化と暮らしに息づく竹~竹の無限の可能性」

 
竹、bamboo


いよいよ明日になったJAPAN HOUSE Los Angelesのウェブセミナー「Bamboo in Japanese Culture & Lifestyle | Limitless Potential of Bamboo(日本文化と暮らしに息づく竹~竹の無限の可能性)」、アメリカを中心に海外の方向けの講演となっている。日本に暮らしていると竹は何処にでもあるので、意外に思ったりするのだが実は北米には竹がなく人工的に竹を栽培し、竹林が造られていて庭園用などには人気がある。嘘か本当か分からないけれど、竹が庭に植えられている家は豪邸だそうだ、国内で竹が生えすぎて困っている方に聞かせたい(笑)。けれど、そう言えば虎竹の里に来られた会社だけでも何社もあるので、アメリカには竹を育てる会社は結構多いのかも知れないと思っている。


孟宗竹


竹にはテーマを絞り込まないと何の話か分からなくなるくらい様々な顔がある、講演では自分たちの紹介をさせて戴いた後に「日本文化の中の竹」「暮らしの中の竹」というふたつの切り口でお話しさせてもらう予定だ。内容にはボクがいつも話すかぐや姫が登場する。ご存知のように竹から生まれた美しい姫だが、竹から人が生まれるのか?素朴な疑問や不思議な気持ちも、こんな神々しい竹の姿を見ていると何となく納得できはしないだろうか?


竹になる筍


かぐや姫は、わずか3ヶ月で成人する。これは竹が竹皮を脱ぎながら親竹と同じ大きさに成長する期間と同じだ。おまけに3年で月に帰るのだけれど、竹も3年で伐採するから竹取物語は日本最古の日本人と竹のストーリーだ。


光る孟宗竹


ウェブセミナーでは、そこまでお話しできないけれど、かぐや姫が生まれた竹を見つけた事がある。雨天に竹林に行く事は少ないので、あまり遭遇する機会は少ないが梅雨時にちょうど成長したばかりの孟宗竹が光輝いている。竹取の翁もビックリ仰天したのではないか!?暗い竹林の中に浮かびあがって、こちらに迫ってくるかのような迫力すらある。


ところが、この白く光を放つ孟宗竹は竹取物語が成立した時代には日本にはなかった外来種だ。ええっ!?それなら本当のかぐや姫の生まれた竹は何だったのか?明日は、そもそもかぐや姫をご存知ないであろう海外の方ばかりなので、こんな話は混乱しそうだからできません。


日本文化と暮らしに息づく竹~竹の無限の可能性(Bamboo in Japanese Culture & Lifestyle | Limitless Potential of Bamboo)」は、どちら様でもウェブサイトに飛んでもらい「Register Now」ボタンから無料でお申込みできます。
※記載の時間はアメリカ西海岸時間ですが、日本時間では12月8日午前10時開始です。




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