2023年5月 2日の投稿

通気性抜群の国産四ツ目竹ざる60センチ

四ツ目竹ざる60センチ


昔から2尺竹ざるはサイズ的に使い勝手が良く、野菜を干すにしても、穀物を入れて運ぶにしても一番多用されてきた竹ざるだ。尺という単位は一般的には馴染みがないが、2尺=60センチ、つまり竹虎でもイチオシの国産竹ざる60センチがその大きさだ。最近では都会のマンションのベランダなどでご使用いただく方も増えたので1.3尺サイズ(1.3尺=約40センチ)の竹ざるも定番としてご用意している。


国産四ツ目竹ざる60センチ、竹虎四代目(山岸義浩)


日本国内で竹ざるを編む職人自体が少なくなり、流通されている多くは海外製のものが主流になっているので、国産にこだわる自分たちは「国産」表記を意識するようになった。そんな国産竹ざるでも四ツ目編の竹ざるはほとんど見かけない。特に60センチサイズのような農家さんや田舎の民家で愛用されてきた大きなサイズは皆無だ。


日本製四ツ目竹ざる60センチ


実は竹虎でも竹ざるは網代編みばかりで、四ツ目は久しぶり。抜群の通気性の良さの編み込みの竹ヒゴを全て磨いて美しく編み上げている。


日本製四ツ目竹ざる60センチ


四ツ目竹ざる60センチ


国産四ツ目竹ざる60センチ


竹ひごの見事な経年変色が楽しみな国産磨き四ツ目竹ざるだから、編み上がった今も綺麗だが、まだまだこれからが本当の美しさになっていく。




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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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