2023年6月 2日の投稿

飴色に輝く四ツ目手提げ籠バッグ

四ツ目手提げ籠バッグ


真っ白だった竹肌が、このような飴色に変わっているのだから随分と前に作られた物だと分かる。しかも、この艶からすると竹材は火抜きに違いない。白竹の油抜きには熱湯と使う湿式と、火を使う乾式があって経年変色が全く違う。


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それにしても秀逸な手提げ籠だ、今まで見てきたどの四ツ目編み手提げ籠よりも存在感がある。


四ツ目手提げ籠バッグ


竹ヒゴのあしらいに熟練の技を感じる、竹の節が効いている。


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こんな迫力とセンスのある籠を作る方は一人しかいない、ついついこの感動を皆様にも味わって頂きたく画像を何枚もアップしてしまった(笑)。


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カズラの使い方も素晴らしい。


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竹製オーバーナイター同様に力竹の籐がポイントになっている。



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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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