茶碗籠や脱衣籠に使える、超レアなシダ編み籠

シダ編み籠、竹虎四代目(山岸義浩)


シダ編み籠をご存知だろうか?この30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」では何度かご紹介しているので、ご存知の方も多いかと思うが、自然素材の中では最強とも言える防湿性、耐水性のある素材なので昔から台所や、お風呂場などの水回りで使われる籠に多用されてきた。


虎竹の里はシダの里


実は虎竹の里は、虎竹ばかではなく良質のシダの成育する地域でもあり、かつてシダ編み籠が日常使いされている時代には、沢山のシダが伐り出されていたそうだ。なにせ、お隣の久礼の漁師町に、シダ屋さんが2軒もあって集荷していたと言うから凄い時代もあったものだ。




さて、そんなシダ編み籠の職人の仕事を動画にているので、ご覧いただきたい。竹のように自分でヒゴを作るという事はせず、自然にあるままのシダを使用するから、長さや太さによって籠のサイズを決めている。


シダ編み籠


だから、このような二重編みになった大型の籠は、作りたくとも何時でも製作できるという事ではなく、どんなシダ材が取れるかによって制約が出来てしまうから厄介なのだ。


シダ編み籠


メゴ笹洗濯籠にも用いられる編み方が一般的で、それぞれのサイズ感により茶碗籠や脱衣籠などに使わている。


シダ籠


最初に防湿性、耐水性が高いと言ったけれど、まるで天然のプラスチックのような質感で水気を寄せ付けない。使うほどに色合いが濃くなり、昔の籠は真っ黒くなっていたりする物もあって、これが又魅力があるのだ。





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