厳選する名人作の虎竹耳かき

名人作虎竹耳かき


名人作の虎竹耳かきが長い間欠品となっていた。名人作と言うくらいだから、職人が限定されているから製造が間に合っていなかったのか?実はそういった事ではなく、ただ単に竹材がなかっただけなのだ。こんなに小さい耳かきだけれど、ご愛用いただいているお客様ならお分かりのように持ち手はかなり太く持ちやすい。


虎竹原竹


なるほど厚みのある立派な竹材を厳選しているのは分かるけれど、それでも竹林を見れば沢山生えている。竹が増えて困っている話ばかり聞いているし、毎年沢山虎竹が竹林から出されるのだから、さすがに足りない事はないだろう?そう思われるのが普通だ。


虎竹油抜き加工


ところが、本当に直径が太くて身の厚い虎竹というのは貴重である。それで色付きがあって、3~4年竹の頃合いともなれば竹林の中を探し回って伐らねばならない状態だ。


虎竹箸


厚みがあって、節間の長さも必要な虎竹男箸なども同じ理由で度々品不足になる。決して沢山販売されているワケではないが、作られる量が少ないのだ。


虎竹


虎竹は淡竹(はちく)の仲間だけれど、そもそも淡竹は身が薄いのが一つの特徴でもある。竹林を見て回っても今の状況が急に変わるという事はないので、これからは製品自体の規格を少しづつ見直していかねばならない。虎竹に合わせて自分達の仕事や、作る物を変えていく、まさに自然だ。



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