国産竹製茶漉しが倉庫の片隅から

国産茶漉し


国内の竹細工や竹製品は高齢化が進み、お客様のご要望があっても製造できなかったり、形はできても満足な品質でなかったりするものも多くなりました。熟練職人の仕事が見られなくなりつつあるのは寂しい事ではありますが、そんな中でも時折、思いがけない出来事に出会うことがあります。


国産竹製茶漉し


この日もそうでした、懇意にしてもらっているメーカーさんの倉庫を訪問していた時、談笑しながらふと何気なく視線を棚の下段奥に向けると、少し埃をかぶった箱が目に入りました。そこには、長らく欠品が続いていた竹茶漉しが、ひとつ置かれていたのです。そこで、その箱を取り出して中を確認してみたら、何と現れたのが編んでいた職人がいなくなり姿を消していた国産竹茶漉しでした。


国産竹製茶漉し


いつから置かれているのか分からないものの、竹虎の店舗に置いてあったものと全く遜色ない状態のようだったので、ひとつひとつ確認してみる事にしました。すると、やはり細く取った竹ヒゴが弾いていたりするものもありましたが、そのままお客様がお使いいただける良品もあります。そこで、それぞれ選り分けて皆様にご紹介させていただく事にしたのです。


国産竹製茶漉し


そう言えば、もう最後だと言うことで、YouTube特別販売としてお一人様一点限りとして無料でお譲りさせていただいた事がありました。あれから2年になります、メーカーさんの倉庫を訪れる事もありませんでしたが、何と再びデッドストックの状態になっていた茶漉しがあったとの連絡をもらい、今回改めて皆様にご紹介できることになりました。


国産竹編み茶漉し


もともと熟練職人が丁寧に編み上げた茶濃しなので、わずかな折れが見受けられるものも、日常使いには支障なくお使いいただけそうなので、前回同様にお買い得としてご用意しています。



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