2026年3月 6日の投稿

蒸籠(せいろ)の使い方、お手入れ、レシピまで、映える蒸し料理

蒸籠、蒸し料理


人気の蒸籠(せいろ)とは?

30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」をご購読いただきます皆様は、人気となっている蒸籠を既にご存知かと思いますが、実際にお使いの方はどれくらいおられますでしょうか?そもそも、蒸籠(せいろ)とは読んで字の如く、籠を蒸した熱で調理する道具です。多くの方が知るようになったのは、ここ数年ですが、簡単で美味しく、しかも油を使わないヘルシーな調理方法だと実はずっと昔から評判でした。


杉蒸籠「蒸とら」


蒸し料理の美味しさ発見

杉や竹製の自然素材のものと金属の鍋や電子レンジでの加熱と決定的に違うのは、天然素材が持つ調湿作用です。蒸籠の蓋や身の隙間から余分な水分が適度に抜け、熱い蒸気が食材を包み込むことで、野菜は驚くほど甘く、お肉は余分な脂が落ちてしっとりと仕上がります。この蒸し料理の美味しさは、一度味わうと手放せなくなる魔法のような魅力があると思います。


簡単蒸し料理


蒸籠(せいろ)の使い方

しかし、はじめて蒸籠を手に取る方にとって、一番気になるのは、やはり蒸籠の使い方ではないでしょうか。自然素材の蒸し料理など、された事がなければ少し難しいと考えられるかも知れません。ところが、使い方は拍子抜けするほど簡単です。使う前に全体をサッと水で濡らし、お湯を沸かした鍋の上に載せるだけ。火加減に気をつけて、空焚きにさえ気をつければ、あとは蒸気が美味しい料理を仕上げてくれます。


蒸籠の使い方


蒸籠(せいろ)の蒸し時間

具体的な蒸し時間の目安としては、葉物野菜なら3~5分、ジャガイモや人参などの根菜類は10~15分、鶏肉や豚肉の薄切りなら8~10分ほどで、素材の旨みが最高に引き出されます。お湯が沸騰して勢いよく湯気が出始めてから蒸籠を載せるのが、美味しく仕上げるコツです。


蒸籠使用方法


深めに仕上げた「蒸とら」

竹虎の杉蒸籠「蒸とら」は、一般的なものよりも少し深めのつくりにこだわりました。この絶妙な深さがあることで、茶碗蒸しや器ごとの温め直し、さらには高さのある厚切り肉やトウモロコシなども、蓋に当たることなくゆったりと蒸し上げることができます。料理の幅がぐんと広がる工夫です。


蒸籠にキッチンペーパー


蒸籠を、もっと楽しく

また、蒸籠をより便利に使いこなすための知恵として、キッチンペーパーの活用もおすすめしています。クッキングシートやキッチンペーパーを敷くことで、食材が蒸籠にくっつくのを防ぐだけでなく、肉汁を逃さずふっくら仕上げたり、シュウマイやパンなどの生地がくっつくのを防いだりと、様々な料理に応用が可能です。お手入れの面でも、直接汚れがつきにくくなるため、後片付けが本当に楽になります。


蒸篭をそのまま食卓へ


蒸籠を、そのまま食卓へ

仕事や家事で忙しく、時間を効率よく使って食事をしたい現代人にとって、これほど頼もしい味方はありません。上下に重ねて調理すれば、下段でメインの肉や魚を、上段で付け合わせの野菜を一度に完成させることができます。クッキングシートをめくって余ったスペースで、ゆで卵を作るなど、アイデア次第で無駄なくお使いいただけます。そして、出来あがった料理を、蒸籠そのまま食卓に出せるので洗い物も減り、しかも食卓がぐっと華やかになるので良いことづくめです。


蒸籠のお手入れ方法


蒸籠(せいろ)のお手入れ方法

長くお使い頂くためのお手入れ方法も、実はとてもシンプルです。使い終わったら洗剤は使わず、お湯や水でさっと洗い流して汚れを落としてください。最も大切なのは、洗った後に風通しの良い場所でしっかり乾かすことです。直射日光を避け、陰干しで芯まで乾燥させる。これだけで、カビを防ぎ、杉の清々しい香りを保ちながら、末長くご愛用していただけます。


せいろの使い方


せいろの使い方

ヘルシーで美味しく、そして心まで豊かになれる蒸籠のある暮らし。せいろの使い方ページでは、初心者の方でも安心して始められるガイドや、私たちが自信を持っておすすめするレシピも多数用意しています。ここを参考にして、ぜひ蒸し料理の奥深い世界を楽しんでください。時代がどれほど進化しても、自然素材が持つ温もりや機能性は変わりません。湯気と共に広がる杉の香りに包まれて、大切な人と囲む食卓が笑顔になれば、まさに「笑」=「竹」+「二人」。心から嬉しく思います。




切って蒸すだけ!簡単&ヘルシー&時短料理

杉蒸籠「蒸とら」の使い方やお手入れ方法を、短く2分30秒の動画にまとめています。初めての方にも是非お試しいただきたい簡単調理!食卓がパッと華やぐ蒸籠料理。お手入れも簡単で、汚れた際はたわしなどで水洗いし、しっかり水気を取るだけです。



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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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