
煙突掃除の道具
突然ですが、映画「えんとつ町のプペル~約束の時計台~」をご覧になった方はおられますでしょうか?2020年に公開されて大ヒットとなった映画の続編ですが、主人公の少年・ルビッチは煙突掃除を仕事にしています。現在のご自宅に煙突のあるお家はほとんどありませんし、ボクの暮らす気候の温かな高知のような地域だと薪ストーブなども稀なので、煙突掃除と聞いてもピンとこない方も多いかも知れません。でも、実は煙突にはススやタールが付着するのですが、燃焼効率を保もつために一年に一度くらいは掃除をしているのです。煙突内の汚れに引火して煙道火災を引き起こすこともあるそうなので、掃除は必ず必要です。そこで、映画に登場するルビッチ少年も掃除用のブラシを持っていました、それを見てふと思い出したのが煙突竹と呼ばれる、昔ながらの煙突掃除用の道具です。

薪で焚くお風呂
高知でも、煮炊きするのはガスがありましたが、少し前まではお風呂は薪で焚いているところもありました。竹虎の内職さんのところに行くと、着火のしやすい竹の端材が焚きつけによいと話していた事も思い出されます。ただし、竹は火力が強くて風呂釜が傷みやすくなるので竹材ばかり燃やすことはありませんでした。そんな風呂釜には必ずこのような煙突があり、やはり掃除などメンテナンスが必要でした。

竹の特性
お洒落な薪ストーブが沢山ある現在では、掃除道具も洗練されたモノの含めて色々あるようです。けれど、その昔でしたら掃除といえば竹でした。長く、細く、軽く、柔軟性のある竹は煙突掃除に最適だったのです。

竹持ち手の塵取り
さて、このお宅ではススを集めるための塵取りも目を引きます。一斗缶を再利用して作られている所も素晴らしいですが、持ち手をご覧ください。竹が使われています!

一斗缶の切り口は、注意して使わないとケガをしてしまいそうです。そこに竹を両側からあてがい固定していますから、丈夫で持ちやすいように工夫されています。大事に使われてきたことが伺える年季の入った風貌がまたいい、こんな道具に出会えると幸せな気持ちになります。

コメントする