
竹家具のイメージを払拭
ボクたち日本人は昔から、竹の持つしなやかさや強さを巧みに活かして、暮らしの中に道具や家具として取り入れてきました。青々とした竹の清々しさも素晴らしいものですが、油抜きして独特の模様が浮かびあがる虎竹や、晒された白竹(晒竹)の素朴で清潔感のある表情も、日本の生活空間に欠かせない魅力のひとつです。けれど、今回ご紹介する新しい竹の椅子は、これまでの伝統的な竹家具のイメージを心地よく裏切ってくれます。

黒と竹素地のコントラスト
それがこちら、新しく登場したBBスツール(黒)とBIWAスツール(黒)です。ご覧ください、このシャープで洗練された姿!深く艶やかな黒に染め上げられた竹と、竹本来の自然な明るさを残した素地の竹色。この2つの異なる表情が織りなすコントラストが、たまらなく美しいと思いませんか?

和モダンなスツール
古民家の趣ある縁側や和室に置けば、古き良き日本の風景にすっと溶け込みながらも空間全体をキュッと引き締め、心地よい静けさを運んでくれそうです。それでいて、北欧家具や無機質なアイアンが置かれた現代の洋室、コンクリート打ち放しのリビングに合わせても、抜群にお洒落に馴染んでしまう。まさに、現代の暮らしにフィットする極上の和モダンデザインに仕上がっているのです。

黒染め
単に黒い塗料を表面にベタッと塗っているのとは違います。竹という素材は表面に硬いケイ酸質の表皮があり、普通に塗料を乗せるだけでは決して深みのある美しい色合いにはなりません。そこで、竹表皮を薄く削り取り染料を使うことで、凛とした気品ある黒に染め上げているのです。

竹の自然な温もり
そして、その黒染め竹と見事な対比を見せているのが、フレームや座面に配された素地の竹色です。黒一色で重くなりすぎることなく、竹本来の温かみのある明るい木肌色が差し色となることで、モダンでありながらどこかホッとするような自然の温もりを感じさせてくれます。

この絶妙なカラーバランスこそが、和洋を問わずどんなお部屋にもスッと馴染んでしまう秘密かも知れません。

竹の特性を活かして
竹は、適度なしなりと弾力性を持っています。今回の製作には専門のデザイナーが関わっていますが、職人同様にその特性を知り、調整して仕立てているからこそ、長時間座っても疲れにくく、リラックスした時間を過ごすことができます。ダイニングテーブルに合わせるのはもちろん、書斎のデスクチェアとしても大活躍してくれそうです。

BIWAスツール(黒)
BIWAスツール(黒)の最大の魅力は、縦に整然と並んだ黒染めの竹が生み出す、スマートな縦格子デザインです。スッと背筋が伸びるような潔いラインは、どこから眺めても惚れ惚れするほどのカッコ良さを感じます。玄関先に置いて靴を履くときの腰掛けにしたり、リビングの片隅に置いておくだけで絵になりそう。コンパクトでありながら、部屋のアイキャッチとして圧倒的な存在感を放ってくれます。

竹の可能性の広さ
竹家具というと和室専用とか民芸調というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、この黒染めスツールたちを見ていると、竹という素材が秘めているデザインの可能性の広さに改めてワクワクさせられます。もちろん、デザイン性だけでなく、日々の道具としての堅牢性も申し分ありません。見えない接合部分に至るまで職人の確かな手仕事が行き届いており、竹本来の粘り強さと軽さを兼ね備えているため、部屋から部屋への持ち運びも実に軽やかなのも良い点です。

慌ただしい毎日の生活の中で、ふと腰を下ろした瞬間に伝わってくる、竹ならではのサラリとした肌触りと、少し張り詰めた心地よい空気感。空間をグッと引き締めながら、そこに静けさと上質な安らぎを運んでくれるこの黒染めスツールたちです。

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