
午後のひと時を竹で優雅に過ごす
お茶と一緒にスコーンやサンドイッチ、季節のスイーツを楽しむ優雅なアフタヌーンティー...自分たちの暮らしの中では、ちょっと遠い存在です(笑)。けれど、のんびりと過ごす特別な時間と思えば、ぐっと身近に感じられます。そこに、日本の竹があれば素晴らしいだろうなと、そんな思いから生まれたのが、黒竹アフタヌーンティースタンドです。

黒竹の開花
黒竹アフタヌーンティースタンドには、二段と三段に二種類があって、ご家庭でのちょっと贅沢なティータイムはもちろん、おもてなしの席や店舗ディスプレイなど、皆様のアイデアでいろいろとご愛用いただけそうです。ただ、現在三段のスタンド本体が売り切れとなっています。黒竹の開花があって、良質の黒竹が少なくなっています、心待ちにしてくださっている皆様には、長らくお待たせして本当に申し訳ございませんが、近いうちにスタンドも製造できる予定になっています。
【竹虎】120年に一度だけ咲く竹の花!神秘的な黒竹の営みと、竹林再生までの道程を考える
今回の動画では、竹虎創業131年の歴史の中でも初めてとなる黒竹の開花の様子をご紹介します。枯れた竹林と、今も青々とした竹林が混ざり合う風景、そして少しずつ広がっていく開花の現状を映像でお届けします。

日本唯一の虎竹平かご
さて、そこで今、スタンド本体の製作とあわせ、そこにのせる虎竹平かごの製作を急ピッチで進めている真っ最中です。平かごのサイズは直径約25センチ、ご夫婦や少人数でゆったり楽しむなら程よい高さの二段、テーブルの主役として華やかに盛り付けたい時や大人数で囲むなら存在感抜群の三段と、それぞれにお好みのスタイルでお楽しみいただけます。

新しい変更点
今回の製作にあたりスタンド本体にも大きな変更点があります。これまで虎竹平かごをのせる受け丸輪の部分は、職人技を活かした黒竹の曲げ加工で作られていましたが、次回の仕様からは安定して生産性を考えた木製へと生まれ変わっています。塗装した天然木の落ち着いた質感と色合いが黒竹の黒褐色のフレームとも調和していて、虎竹平かごを置いた際のホールド感や安定感も申し分ありません。

輪弧編み×網代編み
そして、その新しくなったスタンドの受け部分にのせるのが、只今まさに職人が編み進めている虎竹平かごです。この平かご、ただの竹皿ではありません。元々は焼き物やガラス皿を載せる想定だったのを、竹皿にしたほうがカッコイイという思いつきで製作したものです。黒竹スタンドの凛とした佇まいに負けないよう、日本唯一の虎竹を使い、持てる技を惜しみなく注ぎ込んで編み上げています。

注目していただきたい職人の技です。虎竹平かごは、まず輪弧み(りんこあみ)と呼ばれる編み込みから始まります。形が異なりますが、実は鉄鉢と呼ばれて昔から親しまれた虎竹盛りかごの技法と同じです。

そこに、規則正しく竹ヒゴが編み重なり、整然とした幾何学模様を描き出す網代編みが加わって平たい竹籠が編みあがります。素材は、高知県須崎市安和のわずか1.5キロの間口の谷間でしか育たない、神秘の虎斑竹。自然が生み出した一本一本異なる虎模様の竹ヒゴが、緻密な網代と輪弧の編み込みの中で交差すると、まるでモザイク模様のような、えも言われぬ深い景色が表れます。この土佐の風土が生んだ渋みと気品の色合いこそが黒竹フレームに最高に映えるのです。

熟練竹職人の手仕事
もちろん、平かごの裏面にはスタンドの枠にはまり込んでガタつかないよう、しっかりとした高台を設けています。ケーキやお料理をのせても傾かず、安心してお茶の時間を楽しんでいただける工夫です。スタンドから外せば、そのまま単体でパン皿や果物籠、日々の食卓を彩る器としても大活躍してくれます。竹を割り、均一にヒゴを取り、指先の感覚だけを頼りに網代編みと輪弧編みを組み合わせて編み上げていく熟練職人の手仕事を経て、一点一点仕上がっています。

二段、三段、どちらをお選びいただいても、テーブルの上に広がるのは他にはない竹ならではの特別な空間です。再入荷まで今しばらくお時間をいただきますが、お届けできるその日をどうぞ楽しみに、もう少々お待ちいただきますよう何卒よろしくお願いいたします。

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