嬉しい、嬉しい、嬉しいちや

土場の虎竹


普通の方はあんまりご存知ないことかも知れませんが、竹にも伐採の時期というもんがあるがです。竹の伐採に何ぜよ?そんなあなたは、虎竹の山だしを見とうせや!虎竹の場合やったら、1月いっぱいまでしか伐ったらイカンことにしちょります。ほんで、この時期に集めた虎竹は、太さ別、色つき別に1本1本選り分けて土場に積み込むがです。数カ所ある土場に積まれた竹をトラック一台分づつ工場に運んじょいて、春から秋にかけて材料として使うていくという流れちや。


もうすっかり、暖こうなった高知県。えい天気と、小鳥のさえずりに誘われて、土場に来てみたら、この竹の山は、ブルーシートものけて、もうびっくと(少し)になっちゅう。この竹らあも、いろいろな形になって、虎竹の里を後にして、全国各地で使われるがやろうねえ。嬉しいような、さびしいような。いやいや、嬉しい、嬉しい、嬉しいちや。


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