囲炉裏にて

竹かご


おおの、囲炉裏の端にいざったら(座ったら)もう動きとうないぜよ。グツグツと鍋の煮える音もしてきたちや。湯気にのってこじゃんと(とても)エイ香りもしてくるやいか。まっこと(本当に)寒い日は鍋なにゃあ。冬は毎日寒いきに、結局、毎日鍋じゃあちエイがないですろうか?のう、出汁を継ぎ足し、継ぎ足し楽しんだらエエ。


鍋料理には、やっぱりイチオシは鬼おろし。大根おろしの食感が全然違うぜよ!知らん方は是非いっぺん試しとうせや。さて、ほんでお腹もふくれた、一息ついた、何をするぜよ?囲炉裏の端でする事いうたら決まっちゃあるやいか!えっ?知らんがですか?こりゃあ、たまげた。囲炉裏の端で、することはひとつぞね、


「竹籠を愛でる。」


なるほど!と思うたろう?


いやいや、スミマセン、「なるほど」と思うて膝でも打った方は(そんな方はおらんと思いますけんど)びっくと(少し)竹虎病かも知れませんぞね(笑)。まあ、ワシはずっと魅入られちょりますけんど。


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