2011年4月 5日の投稿

暮らしの中の竹かご

温泉かご


こじゃんと(とても)いっぱい編みあがってきた温泉かごちや。温泉場で使われる事が多きに温泉かごと言われて、四国やったら有名な道後温泉らあでもよく見かけよった竹かごながです。


昔ながらの職人さんが竹を伐り、ヒゴ取りをして、ひとつひとつ編み上げるかごやきに、最近はあんまり目にする事も少なくなりつつありますけんど、温泉かごとしてだけでは無くてお部屋で使う小物入れや、台所で野菜かごなどとして若い方らあにも愛用してくださる方がおりますし、そう、そう変わったところやったらお店の店長さんがお客様用の買い物かご代わりにお求めいただいたりと、使い方が様々にひろがっているのです。素朴なだけでは無い、見栄えだけでは無い、暮らしの中で息づいてきた竹細工。まっことエイもんぜよ。


コメントする

竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

TAG

おすすめタグ

関連タグの記事一覧

記事一覧