竹供養の催し


笹酒


大安寺の竹供養で忘れてはならないのがふるまわれる笹酒ぜよ。竹虎にも虎竹の葉をお茶にした虎竹茶がありますけんど、ここの笹酒も笹と言うたち青竹の筒に御神酒を入れちょります。


竹は漢方薬にも使われたりするばあ人の健康と関係があると言われちゅうですが、もともとは公仁天皇が竹を伐り、お酒を入れて楽しまれ、なんとその時代に73歳まで在位されたという事で健康長寿の願いの込められたお酒ながです。よく考えたら戦国時代でさえ「人生五十年...」と織田信長が舞をしよりました。寿命が50年ばあやったと思うと、その当時やったら、こりゃあ、長生きも長生き、凄いことやったろうちや。


青竹おちょこ


ワシも大安寺のシールが貼られた青竹おちょこをいただきましたきに一杯いただいてきましたぞね。心なしか健康になったような...。


尺八演奏


さて、竹供養とあってこの日は竹にちなんだ様々な趣向があちらこちらで見られよりました。そのひとつが尺八の演奏です。この大安寺さんには美しい孟宗竹の竹林があるのですが、その竹林の中で5~6名の虚無僧姿の方々が一斉に揃って演奏をされるのには、あんまりの迫力と沢山のお客様で写真も撮れないほどやったちや。


南京玉すだれ


そして、南京玉すだれ、名前は良く聞くことがあってもなかなか生で見たことのある方は少ないかも知れんちや。ワシもテレビなどでは見た事がありますが、こうやって実際に目の前で演目として拝見するのは初めてやったがです。手に持って使うすだれが竹製という事やき竹供養にはピッタリの伝統芸能ぜよ。


茶筅


奈良で「竹」と言うたら一番に名前があがるのは高山の茶筅ぜよ。冬場に高山に行ったら茶筅の材料の竹を田んぼで天日干ししているのをあちこちで見ることができるがです。ワシも何度か拝見した事がありますけんど虎竹の里から遠く離れた土地やのに、見るたびに、こじゃんと懐かしゅうて、また親近感を感じる所ながやきに。


大安寺の庭に設けられた特設コーナーには高山の職人さんも来られて茶筅作りの実演もされながら販売もよりました。まっこと竹と共に暮らしてきた日本文化を育んできた日本。そんな竹に感謝する一日を過ごせたような気がするがです。














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コメント(8)

竹も、供養されるのですね。
自然の万物ですものね、よい用事だと思います!!

竹を「供養する」、という考え方が好きです。

見事な茶筅ですね!!
先日久しぶりに茶箱を出して習い事(ドイツ語教室)の休憩時間に
和の時間を楽しみました。
ひとつひとつ日本らしさ込められている茶道のもてなしに和み、
竹細工の素晴らしさも話題になったところです。
またすてきな竹の話題を期待しています。

竹の良さを利用した道具の数々、使わせてもらう素材への感謝の供養。
日本文化の素晴らしさだと思います。

Inamo様

コメントありがとうございます!
竹も生きていますので
日頃の感謝の気持ちを表すことのできる
本当によいお祭りだと思っています。

AkiM 様

コメントありがとうございます!
自分も竹供養の思いには、こじゃんと共感しましたちや。
感謝する機会をあたえてもろうて
嬉しゅうに思うちょります。

kleines.mue 様

奈良は茶筅の本場ながです。
竹屋でもあり、小さい頃から親がお茶をやっていましたので
茶道具にはずっと親しみを感じちょります。
茶道、華道とも竹と本当に親密な関係やと
改めて感じたがです。

ノア様

まっこと(本当に)その通りです。
日本人と竹は昔から長いつきあいがあり
その中でいろいろな文化を育んできたと思うがです。

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