しびれる

四万十ドラマさん


皆さん四万十川知っちょりますろう?虎竹の里から言うても高知県のかなり西の方という印象がありますけんど実はもともとの源流は安和の結構近くにあって、何と川の流れは196キロもゆったり流れて行っちゅう日本最後の清流とも言われちょります。そんな縁もあって竹虎も虎竹削り箸の収益の一部を四万十川基金に寄付させてもらいよります。まっこと恥ずかしいくらいの事しかできませんけんど、これは金額ではなくてやるか、やらないか、の違いやと自分を言い聞かせゆうかです(^^;)


まあ、それはおいちょいて、その四万十の流れを下り、川の中流域の四万十町にある「道の駅とおわ」、四万十ドラマさんという会社が運営しよりますけんど、まっこと(本当に)ここには田舎のお手本がいっはい詰まっちゅう気がするがです。ひとつ、ひとつの商品もそうやし、毎週水曜日に開かれゆう地元のおばちゃんたち手作りのランチパイキングもそうちや。ちょうどお伺いした日にやりよってイタドリやら椎茸やら地元の食材がいっぱいでこじゃんと美味しく、好きな物をお腹一杯食べれる、いやいや感激やったにゃあ。


これらあは、一言で表したら「自分」ぜよ。ワシらあやち、生まれた時から虎竹に囲まれて遊びよって安和の子供達にしたら虎模様のあるのが竹やったら当たり前やったけんど、これが別の土地にいったら見た事もないきにビックリされるがです。


これからの高知の行き先は、まず自分らあを知ることかも知れんちや。それから、お届けする先の事を考える、これを難しい言葉で「マーケティング」と言うらしいぞね。孫子の兵法に「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」というががありますきに、もしかしたら2500年前から人の営みは基本的に何ちゃあ変わっちゃあせん言う事ですうろか。


プラモデルの山


それにしたち、これからの高知は西方面がエイぜよ。この連休に足をのばされる方も多いも知れませんが、さっきの四万十とおわさんの近くに出来た海洋堂ホビー館四万十。あのフィギュアで有名な海洋堂さんが学校の体育館いっぱいに海洋堂ワールドを作り上げちょります。わざわざ行かないと一生行くことがないような細い山道をぬけるこじゃんと山の中やき、都会からの方は自然も満喫できて気持ちがエイと思うがです。


そして、ホビー館とは別にそこから車で15分ばあのところ、コンベンションホールきらら大正で開催されゆう宮脇修一プラモコレクションズ、これが凄い!会場中央に見たこともないようなプラモデルの巨大な山が築かれちょります。ええっ!?これが全部プラモデルの箱かえ~~~~~!まっこと圧倒されるしかないぜよ。これほど集める情熱、思い、なるほど、人を感じさせるがは何でもエイがぜよ。この、とことんさに、しびれるがやにゃあ。

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