2012年2月29日の投稿

小学館「日本の歳時記」掲載

日本の歳時記


竹の抱き枕はご存じですろうか?竹は表皮がヒンヤリして気持ちがエイですきに、冷房のない昔から「竹婦人」等とも呼ばれて安眠グッズとして、ずっと愛用されてきちょります。竹シーツや竹枕なども昨年来の節電という事で見直されていますけんど、同じくこの抱き枕ゴザ目も沢山の方に知っていただくようになりました。


数は少ないのでご覧になる機会は少なかったかと思いますが、もともと前からあった抱き枕は六ツ目編みの寸胴型。竹虎の抱き枕は波目のようなウェーブをつけて、より使い心地を考えたものにしちょりますが、この抱き枕が何と、小学館さんが発刊されゆう「日本の歳時記」という本に掲載されたがです。普通の雑誌と又違うて大型カラー版のちょっとした辞典のような本ぜよ。なにやら風格があると思いよったらそれも、そのはずお値段も14,700円もする豪華本やきに。こんな立派な書籍に写真もつけて掲載いただけるとは、まっこと(本当に)長いこと時間もかけて何度も何度も試作を重ねた甲斐がありましたちや。今年の夏も暑いろうか?竹の自然の涼しさが、少しでも熱帯夜をやわらげて快眠のお役にたてたらえいにゃあと思うちょります。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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