出雲大社の竹釘


竹釘


これは、意外なところで竹釘に出会うたがです。おっと「竹釘」と言うても何か分からない方もおられるかも知れまんちや。竹釘というのは太さや長さは色々ありますけんど、分かりやすく言うたら、そうですにゃあ...。おでんの串を思い浮かべて頂いたらエイと思います。串のように長くはありませんが、片方を鋭利に削っている、おでんの串くらいの細さのものから、女性の方が使われるお箸くらいの比較的太さのあるものまで。


竹虎では虎竹縁台袖垣枝折り戸などに多用しよります。中が空洞になっている竹に小さな穴をあけて、竹と竹とを、しっかりと固定していくのには金属製の釘などではダメで同じ天然素材の竹釘なら、しっかりと留まるがです。


けんど、今回見かけた竹釘が使われちょったのは何と出雲大社!御本殿は現在、平成の大遷宮の最中ながですが、その大屋根には檜皮を何枚も何枚も重ねていくそうなのです。何でも64万枚という気の遠くなるような枚数を、大屋根に使うそうですけんどその檜皮を止めるのに竹釘が使われるのです。


このような建物を作るという事は、おそらく昔から変わらない施工法で行われているのではないかと思います。64万枚のもの檜皮を止めるには、その何十倍もの数の竹釘が必要です。竹の強さ、しなやかさ、そして身近な素材であり加工もしやすい。そんな理由で、古来より愛され親しまれて来た竹が、こうやってあの出雲大社にも使われてる事を知り、ああ、やっぱり竹とは凄いがやにゃあ~。こじゃんと嬉しい気持ちになったがです。













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コメント(4)

竹釘は初めて聞きました昔は自然に配慮してたんですね~!

中村直之 様

今でも当社などでは普通に使う竹釘は、
実は、ずっと昔から使われてきたものです
まっこと先人の方の知恵というのは凄いと思います。

80年前のタンスを処分していたら。
竹の釘が、きれいにしていました 。とても感動しました

竹は丈夫で耐久性も高いのですが80年前とは凄いです。旬の良いときの素材が状態よく保管されていたのかも知れません。先人の知恵、竹の素晴らしさを改めて感じよります。ありがとうございます。

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