最近ではリヤカーというモノをあまり見かけなくなりましたぞね。虎竹の里では、つい先頃まではバイクに取り付けたり、人が引いたりしてリヤカーは普通に道を走りよりました。そう言うたら見なくなったにゃあ...そんな感じで、いつの間にか周りを見渡しても見かけなくなり、今では竹虎にも一台あるだけになっちょります。
さて、竹虎で使っているリヤカーには荷台があって、積み込んだ竹や荷物が落ちないように箱形になっているのですが、こちらの竹屋さんで見かけたリヤカーにはそれがないがです。ありゃあ?荷物が載せられないのでは?だいたいの方がそんな風に思われるがではないろうか?こんな二輪車だけのもの、どうやって使うがやろう。
実は長い長い竹を載せて、こうやって運びますので荷台には何ちゃあなしなのです。それにしても立派な竹やにゃあ。青空に竹が映えちょりますぜよ、気持ちがエイちや。けんど、この伐ったばかりの竹は重たくて、これだけの本数を荷台に載せるとかなりの重量やと思いますけんど、微妙なバランスで竹の両端を浮かせて運んだら楽々ぞね。これを肩に担いで運ぶことを思うたら、こんなに便利な車はないがちや。
竹を満載しちゅうのを見てから改めて、さっきの空の二輪車を見たらタイヤも分厚いし、金属のフレームも太いし、なるほど、これなら力仕事がガンガンできそうやちや。えらく頼もしく、格好良く見えてきませんろうか?他の所にいたら、どうかは知りませんけんど竹屋では重要な現役の主力選手ながですぞね。
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