根曲竹の箕


箕


箕(み)は、もともとは穀類の選別などに使われてきた農作業用の道具の一つながですが、重たいモノも両手で抱えるようにして運べる事から、自分の場合には中学校の頃にグランド整備の小石を運んだり、雑多なものを集めたりするのに結構馴染みのある道具やったがです。


最初は竹編みの箕だったものが、いつの頃やったろうか?気がついたら硬く青いプラスチック製のものになっちょりました。竹の方が持った感じにも、しなりがあり使い心地は良かったように覚えちゅうがですが、やはり外で荒っぽく使う道具としては耐久性が何より求められたがではないかと思うがです。


一閑張り箕


実用品としての昔から親しまれた箕の形という事と、福箕(ふくみ)と呼ばれ、幸運をすくいとる言うならラッキーアイテムのような事からか、箕のデザインの竹細工は色々とあるがです。竹編みだけではなく、和紙を貼った一閑張りなどの加工もされて菓子器等として使われるような小振りものもあるがです。


根曲竹の箕


ちっくと珍しいものでは根曲竹で編まれた箕もありますぞね。これは自分もあまり見た事がなかったものですきに、ご存じない方も多いかも知れません。根曲竹は東北や高い山間部など、寒さが厳しゅうて真竹など大きな竹が育ちにくい地方の竹です。日本は縦に長い国ですけんど、南の端から北の方まで同じ箕の文化があった事を偲ばせてくれて、こんな小さな箕一つですが大きな発見をしたような気持ちで、こじゃんと嬉しいがです。













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