最後の竹布五本指ソックス

竹皮草履と竹布五本指ソックス


今年もとりたてて寒波が来たと言うような事もなく、少しづつではありますけんど温かい日が増えてきた虎竹の里ながです。寒くないのは有り難い事ではりありますけんど、実は日本唯一の虎竹の色づきと気温との関係が言われていて、霜がおりるくらいの冷えがないと虎模様の色づきが良くないとも言われてちゅうがです。


だから温かいのは嬉しい事ではありますが、虎竹にとってはもしかしたら有り難い事ではなくという、ちっくと複雑な気持ちながです。まあ、ハッキリした原因は大学の博士の方々でも意見が色々。自然の不思議なので今日はこれくらいにしちょきますぞね。


さて、この冬も五本指ソックスで、やっぱり竹皮草履やったがです。ソックスだけでフローリングや絨毯を歩くのと竹皮草履を履いてのソレでは足に感じる寒さが全く違うぜよ。夏に涼しい竹皮草履なので冬に履くなど、とんでもない...そんな風に思われちゅう方がもしおられたらその考えを180度変えてもらいたいがぞね。自然の力というのは素晴らしいがやきに、夏はサラサラ涼しく快適に感じる竹皮草履が、寒い季節になったらほのかに優しい温もりを感じますちや。


そろそろ竹布五本指ソックス等と合わせて履く竹皮草履の季節は終わりですけんど、素足で楽しめるようになったらそれこそ本領発揮の時ですぞね。竹皮の足裏への最高の感触を楽しめるようになりますきに、まっこと、こうやって話しよったら更に待ち遠しい気持ちになってくるがです。


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