創業120年!田舎企業の挑む価値創造

富士ゼロックス(FUJI XEROX)ソリューション&サービスフェア2015


富士ゼロックス(FUJI XEROX)さんと言うたら誰もが知る大企業ですけんど、様々なイベントや展示会、講習会、セミナーなども開催される事があるようながです。そんな一つにソリューション&サービスフェア2015という大きなイベントがあって、なぜか田舎者の竹屋の自分も講師の一人としてお伺いしちょったかです。けんど、講演をするというよりは、自分が聴きたくなるような演目もあって参加してみたら面白そうなフェアながぜよ。


大阪国際会議場(グランキューブ大阪)


自分が話せる事は一つしかありません。今回は「インターネット×創業120年!田舎企業の挑む価値創造」というお題を頂いていたのは間違いありませんが、それよりもテーマは、結局やはり竹ぞね。竹虎四代目の講演履歴をご覧いただきますとお分かりのように、実は今まで北海道から沖縄まで100ヶ所を越える所で虎竹の里のお話しを恥ずかし気もなく披露させてもろうてきましたけんど、いつも思っているのは自分達にしか出来ない「竹」。


インターネットやら、何やら実はそんな事はどうでもエイと思うちゅうがです。まっこと主催の皆様には申し訳ないようなお話しをさせてもらいゆうかも知れませんけんど、モノの本質がないところに、いくら便利なツールや技術があったちイカンですろう?


大阪国際会議場(グランキューブ大阪)


ただ、まあこの時はちっくと会場が立派過ぎましたにゃあ...。大阪国際会議場(グランキューブ大阪)とは聞いた事があるようなものの普段は全く縁遠い場違いなビルながです。まっこと、こんな所で、竹屋のおんちゃんの話しなど大丈夫かにゃあ、堂島大橋のたもとから見上げて思うたがぜよ。


リーガロイヤルホテル


自分達が高知で開催する事のある手作りの勉強会と違うて、さすがに大手様だけあって会場の設営、運営など凄かったですにゃあ。案内された関係者通路にもパソコンがズラリとならんで沢山の方が仕事されよります。表から見えるだけでも圧倒されるような立派さやのに、こりゃあ大変なイベントやと感じました。そもそも当日は遅れたらイカンという事で前日入りとなっちゅう辺りにも本気度が伺えますが、手配いただいた隣接するリーガロイヤルホテルは何を隠そう学生時代に暫くアルバイトをした事のある思い出のホテルぞね。


当時はロイヤルホテルと呼ばれよったように覚えちょります。大学の下宿におられた先輩からの紹介で、ここの結婚式場で照明係として働きよったのです。ホテルの屋根裏部屋のような薄暗い事務所で慣れないスーツに着替えていた事など、すっかり忘れかけちょりましたが通い慣れた通路は、あの頃と少しも変わっちょりません。久しぶりに通ると、バイトした日々の事がアレコレと懐かしく思いだされてきたのです。


かね又、名物シチュー


大阪への進学が決まった春、明徳を卒業したてで右も左も分からなかったので祖母と一緒に大学近くにあった親戚宅に来た事がありましたにゃあ。米屋を営んでいた寡黙なおじさんの顔、いつも優しかった祖母のお姉さん、家中に染みついた精米の香りがまで蘇りますちや。かって祖母の実家は大阪で「かね又」という食堂をやりよました。名物やったシチューの味を今でも守り続けられゆうお店が天六にあるがぜよ。講演が終わって外に出ると、冷たい北風がビルの谷間を吹き抜けてきますきに温かい思い出の味を、どうしても食べたくなって飛行機の便を遅らせて立ち寄ったのです。


虎竹の里


さてさて、今日は今日で富士ゼロックス(FUJI XEROX)さんのイベントにて二回目の講演ぞね、会場はベルサール東京日本橋という行った事もない所。知った人もいない、大阪同様にアウェイ感満点ですにゃあ。高知を発つ時の虎竹の里は、こんな明るい日差しに溢れちょりましたが、ホテルから見る窓の外は寒そうな雲行き、ああ、又あのソウルフードが食べたくなってきたぜよ。


コメント(2)

平河内祐二 株式会社アンリミテッド 返信

本日は、東京日本橋で、講演をお聴きしました。
たいへんに生き生きとしたお姿が、インパクトありました。

君にも、君にしかできない使命がある

ということを、会場の方々に話されていたのが特に印象深かったです。

ありがとうございました。

竹虎四代目 返信

平河内様、昨日はわざわざ自分のような田舎者の講演にお越しいただき、まっことありがとうございました!また、ブログをご購読いただきコメントまで頂戴して嬉しいです、ありがとうございます。

地元高知の英雄、坂本龍馬の言葉をかりて「世に生を得るは事を成すにあり」とお話させていただきましたけんど、自分のような者にも自分の出来る事がありますきに、本当に誰にでも無限の可能性が広がっていると思いよります。

これからも竹のように真っ直ぐに、やって行く事しかできませんが何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございます!

コメントする