タイで見た鶏籠


鶏籠


バンコクから地方に走る幹線道路の脇には竹細工を売る店舗がちらほらあるのです。何軒も見ているうちに我慢できなくなって立ち寄ってもらうと、一番に目立つのは半円形の大きな鶏籠です。


鶏籠のミニチュア


高知県でも軍鶏は飼育されていて同じような籠に入れられる事がありますが、似たような鶏籠は東南アジア一帯に色々とあるのです。ただ四ツ目のこの編み方というのは少し珍しく新鮮に見えます、しかし別の場所ではこの籠のミニチュアもあるくらいですのでこの辺りでは昔からある定番の籠なのです。


パイシーヌ(学名Dendrocalamus hamiltonii)


材料は地元でパイシーヌ(学名Dendrocalamus hamiltonii)と呼ばれる竹で、日本で言えば太い真竹か孟宗竹ほどはありますが大きな違いは熱帯地域によくある株立ちになっている点です。株立ちでこのサイズの竹ですから世界は広い、材質が非常に気になります。


パイシーヌ(学名Dendrocalamus hamiltonii)


この竹を割り、表皮を磨いて竹ヒゴ作りをしていましたが刃物が独特です。


タイの鶏籠職人の使う刃物


こちらの職人さんは二種類の編み込みの鶏籠を製作されています。


鶏籠


父親から教えられた籠だけでなく新しい籠を作りたいと思った時に、遠く離れた場所の職人さんから編み方を教わったのがインターネットを通じた動画だと言われていました。ここでも新しい時代が始まっている気がして面白く感じました。


鶏籠製作


しかし、この辺りは鶏籠の産地らしく数件の工房があり沢山の籠が積まれているのを見ることができます。それでも休む間もないほどの注文だと言いますので、かなりの需要があるということでしょう。


竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)山岸義浩、鶏籠


このような大型の竹細工は日本の庭先からは消えています。鶏籠でいえば鵜飼籠など観光の用途などが少し残るだけで日常的に編まれる事はほとんど無くなりましたので魅了されます。竹の虜となってます。














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