京都岡崎、蔦屋書店トークショー

京都岡崎、蔦屋書店トークショー


昨年、東京国際フォーラムで開催されたInstallation kaguya企画が本になったのを記念して梅田 蔦屋書店で「土地と植物」、京都岡崎 蔦屋書店にて「衣装と身体」 そして「竹に上下の節あり」というトークイベントが開催されました。


京都岡崎、蔦屋書店トークショー


自分はロームシアター京都にて大徳寺で修業され現在は臨済宗大徳寺派広尾香林院の住職金嶽宗信さんとのトークショーに登壇させていただいおりました。司会進行がInstallation kaguyaで神々しいかぐや姫になられた珠寶さん。


京都岡崎、蔦屋書店トークショー


開演前に展示されている虎竹を見に行きます。岡崎の蔦屋書店は、すぐ近くには平安神宮がありスターバックスが併設されたお洒落な雰囲気で、このような場所に展示いただき本当に嬉しく思いました。


トークショーは司会の珠寶さん、金嶽宗信和尚さんがご一緒いただいておりましたので何とか無事終了しましたが、その足で東京から来られている金嶽和尚さんと梅宮裕孝さん、そしてInstallation kaguyaをずっとプロデュースしたこられた横川知宏さんが来高される事になっていたのです。


虎竹の里


翌日、有難い事に虎竹の里をご覧になられたいとの事でしたので、京都から戻ってまず虎竹の里が見下ろせる高台にご案内します。


眼下には波の静かな浜辺が広がりますが、ここはかって藩政時代には虎竹が山内家のお殿様に献上されるため船に積み込まれた場所であり、戦後本社を虎竹の里に移した際に工場があったという自分達にとっては特別な場所なのです。


虎竹の里、竹林


ここまで来られたら、まず日本唯一の竹林をご覧いただかねばなりません。細く急な山道を登っていきますと伐採された竹を運びだす作業の最中でした。竹は年に一度しか伐採しませんし、どこの山を伐るのかはその年々によりローテーションしますのでこうして行き当たるのは本当に幸運な事です。金嶽和尚さん始め皆様が坐禅によって日頃積んでいる徳のせいかも知れません。


竹トラッカー、金嶽宗信和尚、竹虎四代目


ちょうど休みの日でしたので誰もいない静かな本店や工場もご覧いただきます。金嶽和尚さんを竹トラッカーに乗せたかったのですが、充電していたはずなのにどういう訳か全く動きません。電気自動車なので、動かなくなると本当にお手上げなのです。


残念ではありましたが、12歳の時にから禅寺で修業されて今や沢山のお弟子さんを指導されている方です。坐禅は一度座ったら最後、何があっても微動だにしてはいけません、もしかしたら竹トラッカーもそれを感じとって動かないのか?


バッテリーの点検が必要のようぜよ。


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