32年間勤務の山口さん

山口さん、竹虎四代目


いよいよ新年度が始まります。春は出会いと別れの季節、竹虎にも新たに入社いただく方がお越しいただく一方卒業されていく方もいるのです。今回、定年退職される山口さんは32年のベテラン、長くお勤めしてもらった中で様々な思い出もいっぱいあります。


竹虎本店


当時の竹虎は店舗面積も広く、沢山の大型バスのお客様に立ち寄っていただいていました。言うなれば竹に特化した道の駅のような施設でしたので、主に県外のお客様の接客業務が中心でした。高知県から遠く離れた都会のデパートやイベントへの売り出しも積極的にしていましたので出張してもらう事も多々あったように思います。


富山市民プラザ


竹虎二代目、三代目、四代目と続いていく中で、会社を取り巻く環境変化もあり仕事の内容も変わり、経営の危機の大きな波がありました。業務のやり方も刷新せねばなりませんでしたし、新しい技術や知識を学んでいただく事もありましたが持ち前の明るさとパワーで一生懸命に取り組んでいただきました。


竹虎社員


母の時代からの伝統で、竹虎の職場の素晴らしさは社員の仲間意識、チームワークの良さですが、その笑顔の中心にいつもいたのが山口さんです。仕事のやり方は変わる事があっても、日本唯一の虎竹という100年のやってきた背骨の部分は全く変わることはありませんので32年の職歴は、そのまま竹への深い造詣となっていました。


竹虎本店


貴重な人材が不在となり自分は又右腕を失くした思いに駆られています。しかし、感傷にひたる時間は1秒も許されていません。本日は全社会議にて仲間に加わる数名の若い力と共に今日から新年度のスタートの決意をします。


そして、前年度の評価も予定しています。退職された山口さんには、感謝の気持ちをこめて何とか精一杯の報いを用意することができました。せめて最後の笑顔を見せていただけそうな事が、自分のささやかな喜びであり唯一の支えです。


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