「しかし、暑い...」温暖化?歳末とは思えない虎竹の里


竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹の里


虎竹の里の竹は土佐藩政時代には山内家への年貢として献上されていた竹です。今まで何度か他の地域に移植した事がありますが不思議な事に虎模様が出来ません。土中にある特殊な細菌の作用とも、高知特有の強い潮風とも又寒暖の差なども色付きの理由として言われます。気温の変化は美味しいお米ができる条件です、同じイネ科の竹が品質面で何らかの影響を大いに受けていることは十分考えられます。


「しかし、暑い...」


今年も残すところ1週間となっているというのに、この暖かさは異常です。暦を持っている人間ならいざ知らず、竹達にとっては今は一体いつだと思っているか?そして伐採のシーズン真っ只中、今年の竹の色づきはどうでしょうか?


日本唯一の虎竹


先日の30年ブログでは牧野植物園のキンメイチクの開花をお話しいたしました。虎竹の命名の父は高知の産んだ世界的な植物学者牧野富太郎博士なので、牧野植物園とは非常に縁が深いのです。そのご縁で虎竹の里から移植されたのは、高名な建築家、内藤廣氏によって新しい施設が建てられた20年近くも前の事です。ところが、その後お伺いする度に観察に行く虎竹はどうも元気がありません。やはり、土壌が違うのか?段々と勢いがなくなり色合いも褪せ、現在では普通の淡竹に戻ってしまっています。


虎竹ランチボックス、弁当箱


大阪天王寺で竹材商を営んでいた竹虎初代宇三郎が100年前に出会い、二代目が本社を虎竹の里に移すほどにまで惚れ込んだ土佐虎斑竹。虎竹の里でしか色付かない不思議さはずっと自分達を魅了し続けています。














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