晒した孟宗竹、真竹を見て


晒した孟宗竹、真竹


太さの違う竹が並んでいる、右の太い方が孟宗竹、左側が真竹である。節の輪が一本、二本とハッキリ分かるので初めての方にも分かりやすい。しかし、同じように晒して白くされた竹のここまでの道のりは知らない人には分からない。何気に見ている竹だが表面にはキズがない、これは伐り倒す際にも細心の注意を払い、険しい山道を一本づつ肩に担いで山出しされた証である。


晒した孟宗竹、真竹


孟宗竹は直径が18センチはあるだろうか?これだけの太さ、伐採した時の竹は想像以上に重いので大変な重労働だ。トラックに積み込むにも毛布に包んでロープで縛り大切に工場まで運んできた、そして熱湯で丁寧に油抜きし、何日も天日に干して仕上げられた竹が、ここに並んでいる。


孟宗竹


日本の竹は、山の仕事がおざなりにされてきた。しかし、自分達が昔から敬意を払って「山の職人」と呼ぶ竹のプロにやりがいがないと竹林は荒れ、竹の仕事はますます衰退してしまう。


太さの違う竹が並んでいる、右の太い方が孟宗竹、左側が真竹である。時間の経過と共に段々と深みが増してくるのは真竹の方。もっと言うならば、この竹は湯抜きされた竹だがガスバーナーの火で油抜きされた竹は手間も熟練度も必要なだけ更に美しい光沢を放つようになる。













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