急勾配が連続する山道の上までやって来ました。虎竹の林が見守るように生えています。しかし、改めて登ってみると曲がりくねった細い道が思った以上に長く続いています。

「ビトリアのコースはこんなに急な坂ではなかったような...?」
右カーブもこんなにキツイ曲りではなかったと思いますが、少しくらい大変なコースを体験していた方が良いだろう。そんな安易な気持ちで走りだしました。

初めてのテスト走行は散々です、こうなって...。

こうなって...。

こうなりました。(泣)

しかし、何度も何度も挑戦します。

これは本当に無理な事を始めてしまったのかも...!?

後悔先に立たずと言う言葉を思い出しながらキツイ登り坂をREIWA-125号をついて一歩一歩上がります。

そして、またこうなる。

南国高知の暑さと疲労と焦りと...。

それでも悲壮感こもった背中は坂を下ります。

あ~あ~!!!!!

竹虎四代目の悲痛な叫びが虎竹の里の谷間に響きます。

コメントする