There is a final word, "No Bamboo No Life"最後に締めくくった言葉「竹こそすべて」

 
竹虎四代目、虚無僧


国内の移動でさえも今までのように何処へでも自由にというわけではありません。ましてや海外など現時点では少し考えられない感じです、ほんの今年の1月まで思いもしませんでした。再開したパリで開催されているフランス国内巡回展「日本の日常生活の中の竹」はリオン、ツールーズと続いていくので各会場に行くことを楽しみにしていましたが叶いません。


せめて虎竹と縁のある五台山は牧野植物園のすぐ近く竹林寺にレベンソンさんの作った尺八片手に出かけようか...しかし、こうして虚無僧笠など被れば誰かは分からないでしょう?(ハッキリ分かる!)


竹虎四代目(山岸義浩)


まあ、そんな冗談はさておき海の向こうに何のためらいもなく渡っていたのがウソのようです。もう一昨年の事になりますかメキシコで開催された第11回世界竹会議(11th World Bamboo Congress Mexico)には日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」まで運びこんでいました。少しタイミングが違っていたら、あんな事もできなかったのだと思うと運が良いとしか思えません。


今秋に開催予定だった世界竹会議台湾は来年に延期されています。竹の専門家達が集まり、竹の可能性を感じられる最高に楽しい機会なのに本当に残念です、そこで前回のメキシコ大会の講演内容をまとめてみる事にしました。




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