虎竹の里より今年最後のご挨拶、この一年ありがとうございました!

 


須崎市安和は四国の高知県高知市から更に西に向かって高速道路で40分ほど走った所にある静かな谷間の村です。地方と言われる地域の中でも時代に取り残されたような小さな集落ですが、この虎竹の里でしか成育しない不思議な虎斑竹があります。日本の竹が忘れられ、竹文化が次々と消えていく中で虎竹の里の果たす役割はますます大きくなっていると感じています。今年は誰も体験した事ないような一年であり、大きく変る節目の時でありました。変わって良い事も、そうでない事もあるものの竹虎は皆様のお陰で2020年の最後の日をこうして無事に迎えられています。本当にありがとうございました。来年は丑年、ゆっくりとでも立ち止まらず前進続ける年にします。



今年は楽しみにしていた世界竹会議台湾が開催できなかったので、せめて9月18日の「World Bamboo Day(世界竹の日)」には世界の竹人の皆さんに何か発信出来る事をしたいと思い青竹踏み体操を作って当日にYouTubeライブ配信しました。青竹踏みは竹虎が2000年から毎年地元大学生を中心として開催しているインターンシップで、当たり前の健康具としてどこのご家庭にもあると思っていたら、何と今の若い方々が青竹踏みを知らない事にショックを受けて普及に力を入れている製品です。


特に今年は新型コロナウィルスでステイホームが続いて運動不足の方も多いと思います。いつもの青竹踏みの使い方にプラスしてストレッチの要素を入れたリズミカルで楽しい体操を考案したのです。世界竹の日に世界中の竹を愛する皆様に、ご自宅で過ごされる皆様に竹で健康に、竹で元気になってもらいたいと願いをこめて竹虎社員一同で届けした事が今年の大きな思い出です。来年もこんな社員と共に、前を向いて竹のように真っ直ぐに、パワフルに進むだけです。




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