来る寅年に、虎竹に虎文字を一刀彫した御守り

 
さぬき竹一刀彫「虎竹御守り」


さて、今年もあと4日。やってくる2022年の寅年は何といっても「風は虎に従う」という故事にあるように、大きな変化の風で世界中を覆っているモヤモヤした雲を吹き飛ばしてらいたいと思います。そんな願いも込めて、さぬき竹一刀彫で黄綬褒章も受賞されている西村秋峯氏に日本唯一の虎竹に虎の文字を彫り込んだ御守りを作っていただきました。


西村秋峯氏


西村秋峯氏の竹一刀彫の技は以前にYouTube動画でもご紹介させてもらっていますので、ご存じない方は是非一度ご覧ください。彫刻刀一本で太い孟宗竹に描かれるがごとく刻まれていく様子はずっと観ていても飽きません。




さぬき竹一刀彫「虎竹御守り」


せっかくなので何人かに配って差し上げようと思いお願いすると、次々に虎文字を彫り入れた御守りが出来上がります。


西村秋峯氏


香川県指定伝統的工芸品のさぬき竹一刀彫の伝統や、西村秋峯氏の神業のような細かい彫などを知っていただきご関心を持つ方が増えればとも思いますので、御守りは少し多めに用意いただいて来春早々に何かの形でご紹介できる機会を持ちたいと考えています。


さぬき竹一刀彫の虎


虎が吠えています、まさに「虎嘯風生(こしょうふうせい)」虎うそぶけば、風生ずとは、優れた才能の人が機会を得て活躍するチャンスの事を言っているそうです。自分はもちろんの事、皆様一人一人にとって、そんな寅年になればと思います。


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