昔の篠竹細工の籠たち

 
篠竹細工、米研ぎざる、魚籠、腰籠、餅草摘みふご(よもぎ餅)<br>


先日5月14日の30年ブログで「竹は、作る人と使う人で完成するものなんだよ」と、しびれる話を聞かせていただいた篠崎ざるのお話をさせていただきました。同じ篠竹を使う竹細工でも、東京から北に上がって東北にまで行くと籠の種類や風合いは微妙に違ってくるものの、使う人を思って編まれる職人の精神は同じです。


篠竹米とぎざる


飴色に変わって、いかにも生活の中の竹という風合いの大振りの米研ぎざるを手にしてみました。数十年前に編まれたであろう細かく取った竹ヒゴの籠なのに、ついこの間出来たばかりのようにカチリとした感触、やはり縁巻がしっかりしています。


篠竹


虎竹をご存じない方から「どれくらいの太さの竹ですか?」と質問される事があります。太めのボールペンくらいの細さから直径10センチ近い太さの竹まで様々なのですが、同じように篠竹も細身の竹でありながらサイズには若干のバラつきがあります。


篠竹米とぎざる縁巻


この頃合いの丸竹を何と3本もまとめて縁にあてがって、そのまま口巻きしているのです。地味に見えますけれど、丸竹をこれだけ綺麗な円の形に仕上げているのは相当な熟練の技です。




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