試作機完成、虎竹空気清浄機

虎竹空気清浄機試作


随分と時間をかけてきたと思う。優秀なデザイナーの方に大いに助けていただきながら、地元のメーカーにこだわって製作を続けてきた日本唯一の虎竹を使った空気清浄機が、ようやく一つの形になった。前面にならべた虎竹から、竹集成材の細かいしつらいまで、まだまだ修正点は多いけれど第一段階をクリアした試作機だ。


日本唯一の虎竹林


虎竹の里に来られた方は、誰一人残らず皆様が心地よい竹林の事を口にされる。竹の葉が揺れる音、近くを流れる川のせせらぎ、小鳥たちの歌声に癒されると言う。観光のためではなく、少なくとも江戸時代から続く竹の生業のために手入れさてきた日本でも数少ない本物の竹林ならではの空気感。吹き抜けていく風をお届けしたくて「竹風(TAKEKAZE)」と名付けた。


虎竹空気清浄機吸入口

 
虎竹空気清浄機ファン


土窯作りの竹炭


下部の吸引口からファンを通して集められた室内の空気は、竹虎自慢の土窯作りで焼き上げられている最高級竹炭を小さな粒状にして詰め込んだ竹炭フィルターを通して噴出される。


虎竹空気清浄機内部


以前、製造していた空気清浄機竹風(ちくふう)には無かった強弱の切り替えスイッチも用意したが、機能もインテリアとしても、思いいれも全く違う異次元に昇華した一台になる。


虎竹空気清浄機試作


この秋、発売予定を目指して急ピッチで準備を進めている。完成を世界一待ち焦がれているのは、やはり自分だ(笑)。


コメントする