2026年6月 1日の投稿

昭和の超絶技巧に震える!幻の鮮やか竹編みネックレスのロマン

白竹玉編ネックレス


驚愕の竹編みネックレス

いや、本当に驚きました。そして、改めて日本の竹職人の凄み、歴史の奥深さに、胸が熱くなって震えるような感動を覚えているところなのです。今回、再びボクの前に姿を現してくれたのは、なんとも美しく、そしてどこか懐かしい昭和の竹玉編ネックレスです。


竹編みネックレス


細やかで均一な編み込み

一見すると、これが竹で編まれているとは信じられないほど、一粒一粒が完璧な楕円球体として仕上げられています。これは竹を極細のヒゴに割り、それを職人が一つひとつ手仕事で、丁寧に編み上げたもの。丸いビーズのように見えますが、近くでご覧いただくと竹特有の美しい繊維と規則正しい編み目が、まるでアート作品のように整然と編まれているのがお分かりいただけます。


竹編みネックレス


昭和レトロな幻のアクセサリー

前にもご紹介したことがあるかも知れませんが、実はこれ、昭和の時代に日本で盛んに作られていたという、知る人ぞ知る幻の竹アクセサリーなのです。当時の日本の竹職人の創造力、そして、その製品を完成させて量産する技術力には感嘆するほかありません。このような身につけるアクセサリーにまで、その情熱と超絶技巧が注ぎ込まれています。昔の職人たちの活力が、この小さな一粒一粒からビシバシと伝わってくるようです。


竹編みネックレス赤


鮮やかな色どりの竹

さて、今回の画像をご覧になって驚かれた方も多いのではないでしょうか?そうなのです、なんと当時には、息をのむような鮮やかな朱赤に染められた竹ネックレスや、紫色の紐に緑やピンク、エンジ色の竹ビーズと金色の鈴をあしらった、なんとも愛らしい根付(ストラップ)まで作られていました。


竹編みネックレス紅白


ノスタルジックが止まらない

この鮮烈な綺麗な朱赤。竹という和の素材が、染色によってモダンで、情熱的で、エネルギッシュな表情に生まれ変わるものなのかと、ボク自身、目を丸くして見入ってしまいました。白竹の清楚な美しさとはまた一味違う、身につけるだけでパッと心が華やぐような、そんな圧倒的な存在感があります。昭和の時代、モダンガールたちがこの彩の竹アクセサリーを身につけて街を歩いていたのか...。そんな風に想像するだけで、ノスタルジックなロマンが止まらなくなります。


竹編み根付け


人の心を豊かにする竹

竹は、古来より日本人の暮らしに寄り添い、籠や笊といった生活道具、仕事の道具として重宝されてきました。しかし、生活が変化する中で、更に竹の活用を思った時、職人たちは単に便利な竹細工を編むだけでなく、もっと美しく、もっと人の心を豊かにするものを作りたいという一念が、こうしたファッションアイテムにまで竹の可能性を広げていったのです。


竹玉編み根付け


今では、こうした細かい竹編みをこなせる職人さんは激減し、ほとんど忘れ去られた技術になってしまいました。だからこそ、この素晴らしい昭和の遺産、そして現代に息づく白竹のネックレスを、沢山の方に知っていただき次の世代へと繋がっていければと、強く願っているのです。



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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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