いよいよ明日、レッドブルボックスカートレース

2019年10月 5日

竹虎四代目(山岸義浩)


小さい頃から何でも乗りこなす子供だった、なるほど祖父の愛犬アトマにも見事に乗っている。いやいや実はシェパードのアトマは警察犬訓練所に預けられていた程の竹工場でもいつも祖父の仕事が終わるのを辛抱強く待っている優秀な犬だったのだ。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、いよいよレッドブル・ボックスカートレースが明日に迫ってきた。竹虎創業125周年記念に日本唯一の虎竹で製作したREIWA-125号を乗りこなさなければならない。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


応募を決めたのは早かった。なにせ、REIWA-125号を製作した節目の年に開催される事だけでも幸運だと思っていたのに開催日が10月6日という会社設立記念日だったからだ。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


レッドブルボックスカートレースは、さすがに世界各地で110回も開催されているだけあって出場決定の通知から、ドライバーズオリエンテーション、参加者パスポート等もあってサポート体制も万全、細かい所までしっかりしている。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、パスポート


そう言えば8月のスペイン大会にはパスポートを持っていないからと職人が同行しなかった(笑)。レッドブル用のはしっかり用意している、少し開けてみる...職人の表情が良くなった、もう勝ったような気持ちになってくる。

















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二宮金次郎生家の竹壁

2019年10月 4日

国立民族学博物館、虎竹ヒシギ


もう5、6年前になりますが大坂にある国立民族学博物館の依頼で特別に長い虎竹ヒシギを作らせて頂いた事がありました。ヒシギとは簡単に言うと丸い竹を細かく叩きながら平たく板状に伸ばしたものです。馴染がない方には一体何なのだろう?と思われる方が大半でしょう、しかし自分の入社した頃には、一年中このヒシギばかり作っている職人が内職含めて10数人いましたから以前はそこそこの需要のあったものなのです。


ヒシギはの表情が良く表れることから籠など小さな細工に使われることもありますし竹虎では主に袖垣の部材として使用します。この時の博物館では展示物の屋根として使っておられましたが、竹の屋根も特別なものではなく簡素な小屋では半割にした竹を交互に並べたものを見かけることがあります。


竹ヒシギ壁


しかし、ヒシギが住宅に使われるのはやはり壁材としてでしょうか。今では一般のご自宅でこのような設えは見られないものの、古民家ではこのように立派な竹ヒシギがいい色合いに枯れているのに出くわして幸せな気持ちになります。


壁竹、土壁


「衣食住」すべてに竹が関わってきたと言う事をいつも話しますように竹は外壁として使われて来たのです。そして、そもそも木舞竹と言って竹で格子を組んだところに土を練り貼り付けて土壁は作られますから昔の住宅は竹で四方を覆われていたようなものです。


古民家、孟宗竹


別の民家では長い竹が軒下に掛けられています。農家さんでは収穫した大根や玉ねぎなど吊るすのに太く長い孟宗竹は重宝されました、しかも筍の時期には食糧にもなるというスーパー植物です。竹林拡大を防ぎたいとの事から国が「産業管理外来種」としたそうですが中国から渡って来て以来、孟宗竹もどれだけ人々の生活を助け、暮らしを豊かにしてきたかと思うのです。


古民家、竹


民家の室内で大きな柱をじっと支え続ける竹の姿にも感動します。


二宮金次郎生家、竹壁


さて先日、二宮金次郎の生家に落書きというニュースが流れました。小学校では良く見かける銅像でお馴染みである偉人のご自宅の壁は竹ヒシギでした。スプレーした人は竹壁の事など考えてもいないかも知れません。けれど、古より竹に人々がどれだけ助けられてきたか、大恩ある素材であるか、この機会に多くの方にも考えていただきたいのです。画面の向こうで風雪を耐えてきた竹が泣いています。













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RedBull boxcart race、時速40キロで坂道を走り下る時

2019年10月 1日

四代田辺竹雲斎氏インスタレーション


先月の東京は国立近代美術館工芸館をはじめ様々な場所で竹工芸が紹介される東京竹芸術祭というイベントで盛り上がっていたようです。残念ながらどこにも足を運ぶことができませんでしたが、東京港区にあるオフィスビルの中に創作された四代田辺竹雲斎さんのインスタレーションは拝見させていただく機会がありました。


四代田辺竹雲斎氏インスタレーション


案内の写真には丹青社本社のクリエイティブミーツという会議室の大きなテーブルの上に創作された竹インスタレーションの向こうに東京タワーが見えていました。美術館などとは少し違うようだと思いながらも、撮影を担当されるミナモトタダユキさんにお会いした時に作品の凄さを伺っていたので楽しみにしていたのです。


四代田辺竹雲斎氏インスタレーション、虎竹


廊下の角を曲がって目の前に突然現れる異空間、四代田辺竹雲斎さんの作品には虎竹を使っていただいていますが広々とした部屋いっぱいに何か生き物がいるかのようなエネルギーに満ちていました。


日本唯一の虎竹


父が祖父や曾祖父が歩いた細い山道を登り竹林に入ると虎竹の里の竹の意思を感じる時があります、そんな竹達が作家の手を通じて具現化された形となり自分に語りかけてくるかのようで引き込まれます。


竹の車REIWA-125号


この8月、スペインのボックスカートレースに参加してきたREIWA-125号も虎竹で製作しています。竹はこうしてアートの世界からレース用の車体まで様々な形に姿を変えられるのです。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


芸術作品とは比べる事もできませんがインスタレーションは静かに、そして動く事なく無限の躍動する生命体を感じさせてくれます。自分達の製作した竹の車は、時速40キロを超えるスピードで坂道を下り走ります。ご覧いただくお客様には何を感じていただけるでしょうか?


レッドブルボックスカートレース(RED BULL BOX CART RACE)は、いよいよ今度の日曜日に東京よみうりランドで開催です。
















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いよいよ今度の日曜日、RedBull boxcart race迫る!

2019年9月30日

竹虎通信2019年10月号


竹虎でお買い物いただきましたお客様にお届けしています「竹虎通信」というものがあります。毎月発行させて頂き来月で207号となりますので17年あまり良くぞ続いてきたものだと思っています。これも皆様のご支持があってこそです、長い間ありがとうございます。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


さて、この竹虎通信の10月号を皆様にご覧いただきますのは、いよいよ今度の日曜日に迫りましたレッドブル・ボックスカートレース東京2019を改めてお知らせさせて頂きたいからです。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


レースはよみうりランド特設会場で開催されますが出走前に各チームのパフォーマンスがあります。今回、出場を決めた理由は竹虎創業125周年の節目の年に開催されるレースが、たまたま当社設立記念日の10月6日だった事と、このパフォーマンスがあることを知ったからでした。





一人だけでなく4名のチームでパフォーマンスできると言う所が最大のポイントです。虎竹の里には沢山の課題があり、これからの100年を考えた時に自分達は大きく変わらなければなりません。頭の悪い田舎者の自分は五里霧中の状態です、個人の小さな力では到底成しえない明日への足がかりを見つけたいのです。


竹虎インターンシップ


パフォーマンスは夏のインターンシップ生の皆さんが知恵を出し合って考えてくれました。スペインのレースを経験した日本唯一の虎竹製REIWA-125号です、これからの時代を担う学生の皆さんに恥ずかしい結果を知らせられません。誰も考えてもいないのですが、自分は優勝するつもりです。


虎竹車REIWA-125号


弱く、小さく、忘れられていく地方にも、竹にも光が当たることを知らせたいのです。人気投票では只今378票いただいて2位以下に大きく差をつけてトップです、しかしまだまだ!ページに入って「今すぐ投票!」をクリックして応援してください!何卒よろしくお願いいたします。













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泥染め作務衣の愉しみ

2019年9月24日

竹虎四代目(山岸義浩)、泥染め作務衣


「黒色の作務衣」と見た人は言うが泥染めは黒色ではない、まず藍染した生地を更に泥染めしていするのだ。泥染めは文字通り泥の中に生地を浸けて染色する奄美大島だけで行われている伝統の技であり、有名な大島紬もこの泥染めであの美しい色合いが生みだされている。


笹倉玄照堂


今日、改めて作務衣を数えてみたら30着近くある。しかし、その中で日常着るものは20着程度でありそのほとんどが笹倉玄照堂のものだ。おっと昔から馴染の自分などには、この名前がしっくりくるが今は「玄照堂」と社名変更している。


竹虎四代目(山岸義浩)


玄照堂の泥染めは奄美大島の伝統工芸士、原仁左エ門氏とのコラボで生まれたと言う。何度言うが「黒」ではない。だから泥染め作務衣は水洗いをかける度に黒から藍色が磨きだされるようで乾き上がりが待ち遠しくてたまらない。夜遅く自宅に帰っても、洗いたくて仕方なくなり自分で何度か洗濯機を回す事があるほどだ。


竹虎四代目(山岸義浩)、泥染め作務衣


ほら、これだ。よく擦れる箇所から薄ら藍染めが現れてくる。これからどんな風に色合いが変化していくのか、泥染めの愉しみだ。


作務衣にも作家物があって数十万円というものも今まで見て来た。しかし、さすがにこれでは高級な着物のようになってしまい仕事着としては使えない。玄照堂の作務衣は手頃な価格でありながら生地からこだわっている所が良い。本当は一番最初に手に入れた独特の風合いに変わっていく初期の藍染生地が欲しいのだが今では製造できないので仕方ない。


竹虎四代目(山岸義浩)、泥染め作務衣


それでも、これだけの着心地は知らないので数年前にオリジナルと言うほどでもないが、竹虎の刺繍入り作務衣を作った。自分が毎日着るものなので腰ポケットも追加してある、10着作って余ったから誰か欲しい方がいないかと聞いてみる事にした、そしたら驚いたことに次から次に声が上がる。そこで今ではS、M、L、LLとサイズを取りそろえている。


定番の藍染が自分も一番のおすすめである。普通のお父さんだったら休日に家でのんびりする時にしか着ないから恐らく一生に一着あれば事足りる。その一着を色落ちさせながら愛用すればいい。この泥染めは、もう少しハードルが高い。













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世界竹の日「World Bamboo Day」2019

2019年9月18日

Michel Abadie


本日は2009年9月18日にタイのバンコクで開催された第8回世界竹会議(World Bamboo Congress)において宣言された世界竹の日(World Bamboo Day)です。


竹虎四代目(山岸義浩)、世界竹会議前掛け


さて、そこで今朝の竹虎前掛けは昨年の世界竹会議の時に特別に刺繍を入れて作ったスペシャルバージョンを腰に巻きます!日本ではほとんど知られていない世界竹の日(World Bamboo Day)を一人でも多くの方に知っていただきたいのです。


世界竹会議、 World Bamboo Congress、柴田昌三先生、竹虎四代目(山岸義浩)


実は日本にも全日本竹産業連合会が1986年(昭和61年)に制定した「竹の日」というのがあって、七夕でもあり又かぐや姫の生誕日とも言われている7月7日がその日になっています。


世界竹大使(World Bamboo Ambassador)


自分は昨年の世界竹会議メキシコで基調講演をさせていただいた後京都大学農学博士の柴田昌三先生に続いて日本で二人目の世界竹大使(World Bamboo Ambassador)に任命いただいています。





しかし、世界竹大使とは一体何なのか?


Michel Abadie、Ivan Platas、竹虎四代目(山岸義浩)


世界竹大使は世界竹大使は世界竹組織(World Bamboo Organization)によって選ばれ竹を取り巻く現状と天然資源としての無限の可能性を世界に対して発信していく使命が与えられているそうです。自分は研究者でも学者でもありません、竹の権威である柴田先生のような働きはとてもできない田舎者ですが別に今までと歩んで来たと全く同じです。これからも身の丈にあった自分達の竹の道を行くだけなので何ら変わったことはありません。


世界竹の日、World Bamboo Day、竹虎四代目(山岸義浩)


そう言えば昨年のこの時期には日本最大級(その後の調査で日本最大規模と判明)の孟宗竹開花竹林を発見して「世界竹の日」も忘れていたようです。孟宗竹だけでなく淡竹(はちく)そして金明竹の開花も相次ぎました、孟宗竹は60年に一度の開花、淡竹にいたっては120年に一度の開花なので何という節目かと思っていたのです。


世界竹の日、World Bamboo Day、虎竹の里、竹虎四代目(山岸義浩)


このような長いスパンの開花ですから竹林を所有される地元の方々や古老の職人ですら知らないはずです。最初に竹の花の事を告げると目を丸くして皆が驚いていた事を思い出しますが、竹の開花で大騒ぎするのはその後の竹が全て枯れてしまうからなのです。元のような竹林に再生されるまでは10年と言われているものの、竹細工や竹製品として加工材としての竹林に復活できるのには更に5年はかかりそうですので深刻な問題なのです。


1世界の竹分布図


60年、120年に一度しか咲かない花、それだけでも不思議な生態を持つ竹。興味の尽きない竹は熱帯系の植物であり赤道を中心に世界に分布しています。日本の皆様からすれば東南アジアの竹には少しは馴染があるかと思います、しかし、南米やアフリカなど遠い国々にも竹は多く大きな可能性を秘めています。


世界竹の日、World Bamboo Day、竹虎四代目(山岸義浩)


熱帯のジャングルで大きく高く成長する竹は日本で見たこともないような建物に建材として使われています。


雪の中の竹


成育域の北限である日本では雪に中で逞しく生きる竹の美しい姿を見られます。


虎竹の里


虎竹の里は、海から見てもわずか1.5キロの幅しかない狭い地域です。この谷間の山頂までしか虎模様の竹は成育していません。


竹虎四代目(山岸義浩)、Michel Abadie


国や地域によって、それぞれ違いがあって多様性のある竹。竹林に入ると、それぞれ一本づつの竹が独自に生えているように思える竹。ところが、竹は地面の下で地下茎が縦横無尽に伸びて皆と手を握りあうかのように繋がっています。


「地震の時は竹林に逃げろ」


竹虎四代目(山岸義浩)、日本唯一の虎竹


幼い時から教わりました、天然の鉄筋コンクリートと揶揄されるほどの強靭な竹根が張り巡らされているからです。世界には分断のニュースが流れています、竹のように助け合い支え合う事はできないか?世界の竹の日に竹の姿を思い出し、人が見習う日にしなければならないと思います。
















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「竹工芸名品展」メトロポリタン美術館所蔵のアビー・コレクション

2019年9月13日

ポリプロピレン製トレー


まるで本物と見まがうようなポリプロピレン樹脂製品がある。ザルや籠だけでなく簾なども作られるようになっているから驚く。気をつけて見ていると量販店のディスプレイなどの多くは、竹に見えて実はこのようなプラスチック製品に変わっている事が多い。


これらを否定する気は毛頭無い。高温にも耐える素材は食洗機でそのまま洗えるので手間がかからず衛生的、しかも丈夫なので扱いが簡単で実用的だ。先日見かけたトレーも自分でさえ凝視するほどの出来映え、研ぎ出し部分のリアルさは凄い。


虎竹の里、竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、これらはではない、本物ではない。竹を薄く剥いで編まれた素地に漆を塗り重ねて作られる籃胎漆器のトレーは、軽やかさと強さに加えて手に触ると優しさが伝わってくる。目の前に置かれた表情のない無機質な品とは全く比べものにならない。


竹工芸名品展、メトロポリタン美術館所蔵のアビー・コレクション


竹を忘れゆく日本の皆さんに是非ご覧いただきたい展示会がある。東京国立近代美術館工芸館で今日から開催される竹工芸名品展、メトロポリタン美術館所蔵のアビー・コレクション。日本の竹は、これほどに美しい形に昇華する。


竹工芸名品展、メトロポリタン美術館所蔵のアビー・コレクション













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REIWA-125号の走り、日本の皆様に見て頂きたい!東京よみうりランド

2019年9月 7日

レッドブル・ボックスカートレース、Red Bull Box Cart Race


小さな荷物が一つ届きました。開けてみると...なんとRed Bull Box Cart Race Tokyo2019での出走権獲得のお知らせです!今月の6日にスペインで走って来て、虎竹の里に凱旋帰国したばかりのREIWA-125号に新たな挑戦状でしょうか!?


レッドブル・ボックスカートレース、Red Bull Box Cart Race


レッドブルと言えば飲料メーカーですが世界的に様々なスポーツを主催して盛り上げている企業です。ボックスカートレースは欧米では人気ですから今まで各国110カ所以上で開催しており日本でも今回で4回目、前回の2017年大会は赤坂サカスと言いますから都心のど真ん中で走ったようです。


虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


今回は、よみうりランドに特設会場を設置して開催されると言います。そして、その期日を見て驚きました、10月6日!?


10月6日とは...!?


何と竹虎の会社設立記念日...!!これは運命でしょうか?


竹虎四代目(山岸義浩)


YouTubeでは過去のレッドブルの大会の熱気と参加チームの数々をご覧いただけます。こんな坂道レースが何なんだ?しかし「おバカなレースにおおまじめ」で大人が取り組んでいます。


レッドブル・ボックスカートレース、Red Bull Box Cart Race


よみうりランドは名前を聞くだけで東京にある事しか知りませんが、日本の竹を日本の皆様にご覧いただきたいのは先のテレビ放映でも申し上げた通り、ずっと抱いている思いです。


REIWA-125号の疾走を日本でご覧いただきたい!





FBから人気投票できます!
「ポチッ」とクリックするだけですので是非、竹虎を応援ください!
レッドブル・ボックスカートレース「竹虎」













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日本初の飛行機は竹製だった!?

2019年9月 3日

Richard Ansellさん、竹虎四代目(山岸義浩)


竹製の飛行機!?来社の連絡を頂いて少しお話しを伺った時に不思議な気持ちになりました。初めて日本で作られた飛行機のフレームは竹だったと聞きます、大空に飛ぼうと取り組む時に身近にあり細く薄く加工できる竹材に目が向くのは当然の事です。


熱くお話しいただくRichard Ansellさんはイギリスから日本に暮らすようになって30数年の方、分からない単語もありますが思いはガンガン伝わってきますが不思議と言うか面白いと思うのは竹製飛行の夢を聞いたばかりだったからです。


Michel Abadie、YOSHIHIRO YAMAGISHI


先のスペインボックスカートレースで竹チームとしてご一緒させて頂いていた世界竹会議(World Bamboo Congress)の会長Michel Abadieさんも今回の竹の車に続いて竹の飛行機を製作したいと目を輝かせていました。


竹トンボ


空飛ぶ竹は、竹トンボくらいしか思いつきません。しかし、それでも子供の遊び程度のものもあれば本格的に作らるものは150メートルも飛ぶものまであります。こうして竹飛行機の事を立て続けに聞くと難しくはあるものの不可能ではないと思ってしまいます。


竹林の空


「衣食住」人の暮らしの全てに関わってきた竹、竹林から見え上げる青空に竹の可能性を知った一日でした。













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竹虎インターンシップ2019

2019年8月24日

インターンシップ2019、虎竹花篭作り


毎年の夏の恒例となっていますインターンシップが始まっています。昨日はスペインより凱旋のREIWA-125号をお出迎えいただきましたが本社研修では工場での製竹や店舗での業務などを体験いただいています。


竹虎インターンシップ2019


今年は10名のインターンシップ生が来ると言うことで、人数が多くて大変なら久しぶりに若い皆さんと向き合ってみようと思いました。


インターンシップ2019、虎竹花篭作り


それにしても一人一人素晴らしい学生さんばかり、帰って来て履歴書を改めて見直してみると...何と縁もゆかりもない県外からも来て頂いています。


インターンシップ2019、虎竹花篭作り


ダイヤ改正によって高知駅近くから朝6時前、始業時間の一時間前に会社に到着する汽車しか走っていない不便さを乗り越えて通ってくる学生さん、本当に凄い。


インターンシップ2019、虎竹花篭作り


「効果は移動距離に比例する」竹虎もずっとそう自分に言い聞かせてやって来ました。きっと実りの多い、忘れられない夏に絶対になると思っています。


竹虎インターンシップ2019


スペインのレースで着用した虎竹アーマーも実際持ってみると質感、重さ、細部の丁寧な作り込みが良く分ってもらえます。


竹虎インターンシップ2019


竹虎インターンシップ2019


竹虎インターンシップ2019


竹虎インターンシップ


竹虎インターンシップ


竹虎四代目(山岸義浩)


花籠作り研修で竹のバラが手に刺さったという学生さんの話を聞いて、あの内職のおばあちゃんの手を思い出しました。枝折戸の仕上げを、障害を持つ息子さんと二人で朝から晩まで懸命にやっていただいていた方です。


「若さん、仕事持ってきとうせ」


これが、いつもの口ぐせ。現金収入は竹虎の仕事だけだったのです。湿らせた棕櫚縄を扱うシワだらけの小さい手はツメの間まで一年中真黒でした。


「どうか買ってください!」


売り出して行っても全然売れなくて思わず日本橋の高島屋でお客様に土下座した事があります。そんな事で何とかなるほど甘くないと自分でも分かってはいましたが、あのあおばあちゃんの手を思い出すとどうしても手ぶらで高知に帰れなかったのです。若いインターンシップの皆さんに話していて泣けてきたのは当時の惨めさではありません、今の竹虎の礎とも言える勇気をもらった、おばあちゃんに会えない寂しさです。















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