牧野植物園、パワースポット?

牧野植物園


世界的な植物学者の牧野富太郎博士はご自身「草木の精」と言われていたほど植物が好きで、その足跡をたどる事のできる高知市五台山での牧野植物園では驚くような博士の様々な功績を見ることができるがです。実は、何を隠そう虎竹の里の虎斑竹(とらふだけ)は1916年(大正5年)に、高知県生まれの牧野博士が命名してくれちょります。


そんな縁があって、もう10数年前の牧野植物園リニューアルの際には虎竹が園内に移植されましたし、6倍に広くなった敷地は元々の美しい山並みや景観を残しつつ、まっこと、季節を感じならがのんびりと散策するには最高の場所となっちゅうので、月に数回お伺いする事もある大好きな所の一つとなっちゅうがです。ええっ?どんな風に行きゆうがち?そりゃあ、普通に行きよますが、まあ一応こんな風に行きゆうと言うのを「虎竹命名の父、牧野博士を訪ねる」というページでご紹介しちょります。


さて、どれっぱあここの植物園が素晴らしいかと言うと、田舎に暮らして何度も何度も足を運ぶ機会のあるワシらあより、都会からお越しの方がこじゃんと感動されるのは当たり前と言うたら、当たり前の事かも知れませんけんど、ワシは県外の方に、


「高知の見所はどこが一番いいですか?」


と聞かれましたら必ず、ここ牧野植物園をお教えする事にしちゅうがぜよ。ほいたら、前に東京からのお客様などは後から電話をかけてこられて、植物園にあまりに感激されて、何と飛行機の便を最終便に変更してまで、朝から夕刻までずっと植物園を歩きよったと言われます。それほど、人を魅了する所ながです。今の季節も緑が綺麗で、ベンチに座って風に吹かれるだけでなんか元気になってくる、もしかしたら、流行のパワースポットかも知れんちや。


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