竹編みの太陽

竹かご底編み


光輝く太陽を表しちゅうがやろうか?何か見方によったら、そんな風にも見える竹籠の底編み。まず、こうやって底の部分だけいくつも編み込んでおいてから、竹ひごを内側に立ち上げて深さのある水切りかごに仕上げていくがです。


ほんの数十年前までは、こんな竹製品が台所にはいっぱいあってから野菜であったり、食器であったりいろいろな水切りに使われて生活の一部やった竹かご。生活様式の変化や新素材の登場で急速に姿を消して、気が付いたらあれだけ沢山いたと思う職人さんも少なくなって、まっこと技の継承の糸というのはいちど切れてしもうたら難しいにゃあと思う事もあるがです。だから、もちろん明るい事ばっかりではありませんけんど、まあ、この職人さんの目の覚めるような竹編みの技、一度ご覧になっとうせ。



竹を編むことでも極めたら、こんなスピードで人を感動させるほど凄いがです。まだまだこんな職人さんが元気でおられる事を思うたら、あの竹籠の底編みがますます太陽の輝きのように見えてきましたぞね。


コメント(2)

すー 返信

竹虎さん感動しました。
職人さんも製品もコンセプトもファニーな四代目も素晴らしい。
須崎は鍋焼きラーメンを食べに何度か言った事がありますがこんな素晴らしい会社があったとは。
是非本店に行ってみたい。
竹が昔のように生活の一部になる時代がくると良いですね。

唐突なコメントすみませんでした。

竹虎四代目 返信

すー様

いろいろとお褒めいただき
こじゃんと嬉しゅうに思うちょります(^^)
ありがとうございます。

鍋焼きラーメンが大人気となっていますので
ぜひ、ついでの機会に足をのばして
虎竹の里にもお越しくださいませ。

ありがとうございます。

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