虎竹の里に楽友商店街来る


竹虎本店前


「あのトンネルからトンネルまでの間だけにしか生育しない竹ながです」


見学にお越しいただいた皆様にご説明されてもらう日本唯一の虎竹は、竹の表皮に虎模様が浮き上がる、まっこと不思議な竹。まあ、不思議な竹と言うたち、ここの里に生まれ育った自分らあにとったら実は竹には模様のあるのが「普通」と思うちょりました。けんど、自分たちの常識が世間の常識ではないという事ですろうか?


竹虎工場前


今回、お越しいただいちょります楽友商店街さんは、全国各地からお越しいただいちょりますが、こんな虎模様の竹は他にどこにも無い竹ながです。


竹虎工場


竹虎の工場に来られたら沢山の竹の量に驚かれる方が、まっこと(本当に)多いですちや。今回も工場に一歩足を踏み入れるなり、


「ええっ~~~~~~~~~~~!」


という歓声のような声があがるがです。当たり前ですが、自分らあは毎日見よりますき別段なんともないですけんど、やっぱり、こんなお客様の様子を拝見させていただきますと日常的にこんな竹をご覧になる事は、めったに無い事なのだなあと思いますぜよ。


竹油抜き


竹は虎竹に限らず、真竹でも黒竹でも油抜きという熱加工をしますぞね。熱を加えて余分な油分を抜いて堅く焼きしめるような形となり竹細工にした時に長期間ご愛用できる製品にするためです。


「甘い香りがするんですね。」


誰かか言われました。そうながです、竹は糖質の多い植物ですきに。何とも言えない、ほのかな甘い香りが漂いよります。この香りが竹屋の香り、自分がいつも幼い頃に戻る事のできる懐かしい懐かしい香りぞね。


竹酢液


虎竹の古里である焼坂の山へ虎竹の林を見てほしくてお連れしたがです。まだまだ暑くて竹林にはヤブ蚊がいっぱいやきに竹酢液をプシュープシューとさせてもらいました。半袖の方は当然おられましたけんど、半ズボン、サンダル履きのような方もおられて竹林に入るには肌の露出が多すぎ!竹酢液のニオイが気になる方がおられますので、あまり念入りにはしませんでしたが自分は山にいる間、一匹もさされませんでしたぞね。


虎竹林


竹林に入ると、気合いも入るがです。そりゃあ、そうですちや。父親が、祖父が、曾じいさんが分け入った山、通った道。今日、はじめて虎竹の里に来られた皆さんが今いる場所こそ、日本にここにしかない虎竹の林ですきに。


竹虎


本店では色々な竹商品をご覧いただきましたぞね。若い方が多かったですが、さすがに学生さんのような事はなくて青竹踏みは皆様がご存じでしたけんど、実は竹の事は知っちゅうようで知らない事があるかも知れませんちや。自分らあが当然と考えちゅう竹の伝統を最初から当然も思わず、しっかりお伝えする使命があると思うがです。













| コメント(0) | トラックバック(0)


コメントする

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.taketora.co.jp/mt/mt-tb.cgi/25117

« 1963年竹屋に生まれて | Main | 黒竹玄関すのこのある玄関 »

このページのトップに戻る
お客様の大切な個人情報(ご住所・電話番号・メールアドレス等)を業務以外に流用しません。
個人情報の取り扱いについて
虎斑竹専門店竹虎トップに戻る

Copyright (C) 1997-2020 taketora. ALL rights reserved.