竹虎前掛けショルダーバックへの葉書

虎竹の里、竹虎四代目


自分の小さい頃に大人の職人達がいつも腰につけていた前掛け、それが何とも格好よく憧れて見ていました。新たに作り直したいと思ってメーカーさんに色々と聞いてみますと、どうやら前掛けにも種類があるようです。簡単にプリントできるような物は安価にありますが竹虎の前掛けは実際に職人が仕事で使うために作っていますので生地も厚く、しっかりしていてロゴマークや社名はプリントではなく染め付けられています。


いつも腰に巻いていますので、ご覧になられたお客様から前掛けを自分も使いたいと言われるようになります。竹虎のロゴマークは祖父が考案して60年以上も使っているものですので非常に愛着があるもの、それを使いたいと声を掛けて頂けるのは本当に嬉しく何とかしたいと思いました。


竹虎前掛けショルダーバック


実はFBに「日本唯一虎竹部」というサークルを作っていて現在772名様の部員の皆様がおられます。部員と言いましても別段何をするという事もなく、ゆるい繋がりなのですが部員の方からご希望があって前掛けをお分けさせて頂いた事がありました。


そうしますと、今度は前掛けを使ったバックを作ってもらえないかとお問い合わせを頂きます。考えたら一般の方々が前掛けをする機会はあまり多くはありません、ちょうど余分に作った前掛けもありましたので沢山は作れませんが何か形にしたいなと思っていた所に、たまたま前掛けをバックに製作されている職人さんと出会ったのです。


この方のご主人さんが数十年愛用した前掛けリュックサックを拝見させていただきましたが、それは渋いジーンズのような色落ちをされていて驚いた事を覚えています。


竹虎前掛けショルダーバックへのお客様からの葉書


数量限定ではありますが竹虎前掛けショルダーバックとリュックサックにしてウェブサイトでご紹介しちょります。ショルダーバックの内側には高知伝統のフラフという生地を使います。これは大きな旗のようなもので一枚一枚デザインが違うものを少しづつ切り取って使いますのすので内布は同じものがありません。


リュックサックなどはロゴマークの出方にこだわりましたので、前掛けを2枚も使って作ります。布のバックは専門外ですので時間がかかりましたが、こうして手書きのお便りを頂戴するほどお客様に喜んでいただけますと、作った甲斐があったと思いよります。


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