竹ブローチの花畑

竹ブローチ


先日、虎竹の里にお越しいただきましたSilvia Furmanovichさんを30年ブログに掲載した時にもご紹介した色鮮やかな竹ブローチが一足早い花畑のように咲き乱れています。


竹ブローチ


ひとつひとつのブローチを見ると細い薄く取った竹ヒゴを組み合わせて弾力を活かした編み込みにしています。これらの竹細工は60年以上も前に考案されたもの、奇跡的に竹工場の倉庫から45年ぶりに見つかったいわゆるデッドストックの数々なのです。


竹ブローチ


当時は非常に人気があり様々な形の竹編みが作られ全国で販売されていました。営業開始から50年の年月を経た竹虎本店にも同じようなアクセサリーが竹バッグなどと共にズラリと並んでいたことを懐かしく思い出されます。しかし今でも古さを感じさせないのは流石に本物、スカーフを留めるのに使ってもオシャレです。


竹ブローチ


「技術の進んだ現代なのに、どうして新しく製造できないのですか?」とお客様にたずねられます。竹を大量生産できていた時代には熟練の内職さんが多くいて分業化も確立されていて、このような手業の逸品が比較的お手頃価格で作られていました。ところが現代は機械技術やテクノロジーは進んでいるものの手仕事はすっかり消え去ってしまい職人もいません。古き良き頃を伝える竹細工のひとつなのです。






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