丸亀うちわ職人

 
団扇、竹虎四代目(山岸義浩)


団扇(うちわ)と言えばエアコンの普及した現代では夏祭りに手にするくらいの方もおられるかも知れません。しかし、やはり身近な夏の小道具には変わりなく目にする機会は多いと思います。一口に団扇と言っても様々でプラスチック製の物あり、竹団扇もありですが竹製の団扇はほとんどが輸入となっています。


丸亀うちわ竹骨


完成品はもちろん、竹骨の状態で海外から運ばれてきて国内で紙の部分だけ加工すれば完成するのです。ところがそれでも、安価な製品が出回る中で国産の竹にこだわり、昔ながらの伝統の製法を守り続ける団扇職人がいます。


太助灯籠


これは太助灯籠と言って香川県は丸亀港のシンボルとなっています。その昔、今のように交通機関が発達していない当時は金毘羅詣は船が中心でしたので参拝客はこの灯籠を目印に入港して来たのです。そして、丸亀団扇は、大勢のお客様でにぎわう丸亀のお土産物として全国に知名度を上げていきました。


丸亀うちわ竹骨


その伝統は続いて現在でも香川県の団扇出荷額は40%の京都を抑えて全国シェアの47%近くを占めて全国一位を誇っています。


うちわ竹骨


この団扇の本場丸亀の地で今回国産団扇にこだわる職人の技を拝見したのです。


丸亀団扇竹骨


団扇

うちわ竹骨

うちわ


現在竹虎では虎竹和紙に柿渋で仕上げた虎竹和紙渋引団扇をウェブサイトに掲載しています。これは100年経過した柿渋の美しさに憧れて製作しているものですが、もうひとつ丸竹を使った団扇を前々から復刻したかったので来夏に向かって進めていく予定です。




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