スペインのレースで偶然出会った岡田邦雄さんにお招きいただいて参加させてもらったコッパ・チェントロ・ジャポネは、今年で二回目となる名古屋市の中心部で開催されるクラシックカーのイベントだった。規模感も分からずにいたのだが、当日いただいたパンフレットを見て驚いた。
初めて来た久屋大通公園は南北に長い、この広い敷地全体を使った一大行事なのだ。しかも、良く見ると会場はここだけではない、何カ所にも分かれてそれぞれ趣向を凝らした催しが開かれているので、車好きにはたまらないはずだ。さすが、トヨタのお膝元という事か...圧倒される。
よくよく見てみると、クラシックカーやレーシングカーだけではなく、スタジオ・ジブリの劇中車なんてコーナーもある。そんな目で映画を見た事はなかったけれど、これは車好きのみならず楽しめそうだ。
しかし、こういうパンフレットを見ていると、人と車との歴史や深い関わりを思わずにいられない。展示される車体の中には、本当に貴重で博物館でしか見られないような車もあり、身近だから知っているようで、全く知らなかった車の世界がある事に気づく。感動したのは限られた誌面の中にも関わらず、Mini=Ecoジャンルに「鴨長明の思想を体現する竹虎Reiwa125は、スペインのレースからの凱旋で、名古屋で初公開です。」とご紹介いただいていた事だ。
大きなスポンサーさんも応援してくれて、街全体が車一色になるような一日。積載車だと結構大変だけれど、こうしてワンボックスで運べるから名古屋と言っても近いものだ。
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