洗濯物が匂わない無香料・無添加の洗剤、竹炭の洗い水

匂わない洗濯洗剤、竹炭の洗い水


近年、「洗剤の匂いが気になる」という声が増えています。柔軟剤の香りや、洗剤自体の香りが強すぎて気分が悪くなる、といったお悩みをお持ちの方も少なくありません。これからの梅雨に入り部屋干しする事も多くなれば、更に匂いが苦手な方には辛い季節です。そこで、ボクたちは無香料で、化学的な香りがダメな方にも安心してお使いいただける、自然の力で洗い上げる竹炭の洗い水をオススメしています。


アレルギー洗濯洗剤、竹炭の洗い水


竹炭の洗い水は、どうして肌にやさしいのですか?まず、そんなお声を頂戴します。その秘密は、アトピーや肌刺激の原因となる化学成分を一切含まない、自然素材そのもので出来ているからです。一般的な洗剤が界面活性剤の力で汚れを剥がし取るのとは異なり、竹炭の洗い水は全く異なるメカニズムで汚れを落とします。原材料は、竹炭と竹炭灰そして水だけです。沢山含まれているカリウムが水中でカリウムイオンとなり電子イオンを発生させ汚れを取り囲んで衣類から引き離します。


また、竹炭にはミネラルが豊富に含まれていて、このミネラルが水に溶け出すことで、水の洗浄力をサポートします。ボクも小さい頃から皮膚科にどれだけ通ったか分からいな程のアトピーで、両親には心配をかけてきました。痒みの大変さは良く知っているつもりです、肌着への洗剤残りなどにも気を使ってきましたけれど、竹炭の洗い水をお使いの皆様は、同じような経験をされ、肌荒れや痒みに苦しんでおられた方が多いのです。


無添加の竹炭の洗い水"


そして、スキンケアと同じように、市販の洗剤の香りに悩まされる方も現代社会では思った以上に沢山おられる事を知りました。実は、竹炭生まれのこの洗濯洗剤は、すでに20数年前からの製品ですので、前々からご愛用のお客様からも沢山おられますので嬉しいお声を全国から頂戴しています。「本当にびっくりする位に心地良い仕上がりになりとってもうれしかったです!!!ただの水?!と思いきやふわふわ。においもなく汚れがおちてました。」このお客様の声は、まさに竹炭の洗い水の特長を言い表しているのではないかと思います。


匂わない洗剤、竹炭の洗い水


無香料の竹炭の洗い水


「全くニオイも気になりません!」「匂いにとても敏感なので、竹炭の洗い水は、画期的です!」「無臭。もう最高です!」と、洗剤の香りに悩まされてきた方々から絶賛の声が届くたび、意外との匂いのお困りの方が多かった事に改めて気づきます。妊娠中のつわりで匂いに敏感になった方からは、「無臭なので感動しました」「吐き気が治まらず、、、。これはもう買うしかない」と藁にもすがる思いで竹炭の洗い水を、お求めいただいた事もありました。


匂わない洗濯洗剤、竹炭の洗い水


初めての方は、見た目が透明な水そのものだし、使う量も少ないから大丈夫だろうか?そんな風に感じる方もおられるようです。けれど、ご安心ください。「こんなに少ない量で大丈夫か半信半疑でしたが、きれいになってびっくり」「汚れがちゃんと落ちるし、においが全くしないのに驚かされました」「汗の生がわきのような嫌な臭いも残らず洗うことができました」など、その洗浄力と共に消臭力も高く評価いただいています。


これから一番の問題ともなります部屋干しにつきましても 「室内干しでもまったくくさくなることはありませんでした」「部屋干しの嫌な臭いがゼロで大変感動しました」「部屋干しのあの独特の臭いに悩まされずにすみました」などのお声が届いておりますので、もし、洗濯物の匂いでお困りの方がおられたら、是非一度お試しいただきいのです。


孟宗竹、竹虎四代目(山岸義浩)


竹は古来より日本人の暮らしに寄り添ってきました、竹のない生活は考えられないほどでした。プラスチックなど新素材が普及するようになってきた近年は、竹が忘れられ、竹林では竹が増えすぎて見向きもされないような存在になっています。しかし、驚くほどの成長力があり、生命力あふれる竹は、まだまだ姿形を変えて多くの方のお役に立てると考えています。


市販の洗剤の匂いがどうしても苦手だという方がいらっしゃいましたら、竹を活用した竹炭の洗い水をお試しください。これだけ多くの方に喜んでいただける洗剤なので、一度お手にとってもらえたら良さを実感いただけるのではないか?そんな風に考えまして、送料無料でお届けできる300mlのお試しタイプをご用意することにしました。まずは少量から、ご自身の生活の中で、その効果を実感していただきたいのです。


無添加、無香料の竹炭洗い水


こちらはクロネコヤマトさんのメール便で、ご自宅のポストまでお届けしますので、わざわざ宅配便を受け取る手間もありません。お気軽にお試しいただけるように、と考えました。ボクたちには竹しかありませんが、竹に出来る事は、まだまだあると思っています。インターネットを見渡せば、似たような製品は多いです、そんな中から新しいものを試すのには少し勇気がいるかもしれません。だからこそ、この小さなパックの洗剤が、その第一歩を踏み出すきっかけになればと思っています。


日本唯一の虎竹の里から、今年創業131年目となりましたボクたちが、あなたの毎日のお洗濯を、毎日の暮らしを少しでも快適にするお手伝いができれば、そんな想いです。



無添加・無香料、アトピーのボクがおすすめの洗濯洗剤|竹炭の洗い水

無香料の洗剤・竹炭の洗い水3リットル


こう見えてボクは身の周りのことは普通の男性よりは結構出来る方だと思っています(笑)。何故かといいますと、中学1年生から全寮制の明徳義塾という中高一貫教育の学校で過ごしたからです。そして、さらに高校卒業後、大学と合わせると10年間、親元を離れての一人暮らしが続きましたので、ある程度の事は自分でする(意外なところでは裁縫も割合やります)のが当たり前に身に付きました。だから、洗濯などは、駆け出しの主婦の方よりも要領が良いのでは?と真剣に思っていた時期があります。今は、あまりしなくなりましたので、ちょっと自信ありません。


子供の頃の竹虎四代目


そんなボクが洗濯に、人一倍思い入れというか、考える機会が多かったのは、小さい頃から皮膚科の病院にいくらお金を使ったか分からないと、母が嘆くほど肌が弱く、アトピー体質だった事に由来します。余談ですが、あまりにアレルギー性皮膚炎が治らないのを心配した母に、ある日菩提寺の住職さんの所に連れていかれました。そして、真っ裸にされた後、祈祷と共に護摩壇の燃えさえる火の上にかざされるという、今では考えられないような、凄い経験をしたことがあるほどです(笑)!子供心にも、本当に熱くて怖くて大変でした。


無香料洗剤で洗濯した竹虎Tシャツ


まあ、それはさておき、そんな自分がアトピーを再認識するのは、中学入って早々の事です。首元や袖口あたりが赤く腫れあがり、じっとしていられないくらい痒くてたまりません。あれこれ原因を考えたりしましたが、最終的に行き着いたのが洗濯洗剤だったのです。最初は洗濯の仕方のなど知りません。粉洗剤しかない時代ですが、洗剤を沢山入れた方が汚れが良く落ちると勘違いしていました。


アレルギーの方のための洗濯洗剤


明徳は須崎市横浪三里の人里離れた陸の孤島とも呼ばれた谷間にあります。そこの、冷たい谷水には洗剤も十分溶けることがなく、それで洗濯するものですから衣類に洗剤が残っていたのです。通学に着るための硬い襟首やシャツや、袖口が直接肌に触れる部分は、洗剤の溶け残りが刺激になったのでしょう。戻れる事なら、水のような液体の竹炭の洗い水を、あの時のボクに教えてあげたい気持ちです。


在学中には、校内の売店に赤いボトルの液体洗濯用洗剤が置かれるようになります。液体だから、粉洗剤のように溶けずに残らず使い勝手がいいのではと、すぐに購入して使いました。けれど、これもボクにとっては良くありません。思春期の男の子は汗も油も多いのか?襟首が真っ黒い汚れになるので、液体洗剤を部分的につけて洗うと汚れ落ちがいいのですが、成分が残っていたのでしょうか、やはり同じように赤くなり強い痒みがありました。


ステロイド軟膏


アトピーの治療のために、その後高校を卒業しても十数年通い続けることになる高知市内の皮膚科の先生に診てもらっていました。ある時、いつものように診察を受けながら、「洗剤を使うと、どうしても襟や袖口が痒くなるんです」と洗濯の事を話してみました。すると先生は、「それなら、水洗いだけにするのが一番良いかもしれないね」とアドバイスをくれたのです。アレルギー肌への刺激を考えれば、原因となっている可能性のある洗剤を使わないのが一番シンプルで直接的な解決策だ、ということでした。明徳は全員クラブや野外活動が活発で衣類は結構汚れます。だから、洗剤なしの洗濯は考えたことがありませんでしので専門家である先生からの言葉は、ボクにとって大きな気づきでした。


竹炭の洗い水汚れ落ちテスト


アドバイスを受けて、水だけで洗濯するようになりました。確かに、洗剤を使わないことで、辛かった痒みや赤みはかなり軽減されたように思います。肌への負担が明らかに減ったことを実感しました。ただ、正直なところ、汚れ落ちの面では少し物足りなさを感じることもありました。特に汗をたくさんかく夏場や、泥汚れなどがついた時には、「これで本当にきれいになるのかな?」と若干不安になります。肌へ優しさを取るか、洗浄力を取るか...バランスを考えて、直接肌にふれる下着類のみ洗剤無で洗う事にしたのでした。


無添加・洗濯洗剤竹炭の洗い水


こうして、学生時代に洗濯に若干苦労したことのあるボクが、同じような症状のあるアトピーや敏感肌で悩んでいる皆様に、安心してご愛用いただける竹炭の洗い水をお届けできている事に不思議な縁を感じています。学生時代のボクは、水だけで洗濯することもありましたが、あれから数十年の時を経て現在では無添加ながら、竹のパワーを活用した洗濯洗剤ができたのです。


孟宗竹


竹炭の洗い水は、その名の通り、土窯で高温で焼き上げた最高級竹炭から生まれた自然由来100%の液体洗濯用洗剤です。界面活性剤はもちろん不使用、無添加、無香料、蛍光増白剤、漂白剤といった化学的な成分も一切使用していません。


国産竹炭


原料は竹炭と水だけ、まさに天然そのもの。その昔、おばあちゃんがカマドの灰を大きなタライに溶かして洗濯板でゴシゴシやっていた、おばあちゃんの知恵を現代に活かした洗剤なのです。



敏感肌、アレルギーの方へ無臭・無添加の液体洗濯洗剤 | 竹炭の洗い水

アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤「竹炭の洗い水」


洗濯物の臭い、特に部屋干ししたときの、あのなんとも言えない嫌な臭いに悩まされている方は少なくないのではないでしょうか。無臭をうたう市販の洗剤を使っても、なぜか臭いが残ってしまったり、強い香りでごまかしているように感じたりもします。


自然派洗濯洗剤


先日、竹虎にお客様であるK様から、まさにそんなお悩みを解決できたという、嬉しいお声をいただきました。「カミサンが早々洗濯に使い、全然匂わないと喜んでます」とのこと。以前、有名メーカーの部屋干し洗剤で気分が悪くなるほどの経験をされた後、竹虎の「竹炭の洗い水」に辿り着かれたとの事でした。そこで今回は、K様に喜んでいただけている竹炭の洗い水が、なぜ多くの方に選ばれているのか、その秘密をお話しさせていただきます。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


冬場だけでなく、これからの梅雨時などには特に部屋干しをする機会は多いものです。そんな時、一番気になるのが生乾き臭。竹炭の洗い水はそんな悩みに応える匂わない洗濯洗剤として、多くのお客様にご愛用いただいています。K様のお声にもあったように、「本当に全然匂わないし、良いですね」という率直なご感想は、竹炭の洗い水が持つ、驚きの消臭力のおかげです。


孟宗竹


他のお客様からも、「臭かった息子の靴下の臭いやタオルの生乾きの臭いが気にならなくなりました」 、「動物独特の匂いも消臭されて、しかも香料等はもちろん入っていないので、とても安心して使っております」といった喜びの声が寄せられています。化学的なものではなく、自然の力で臭いの悩みが解消されるのは、アトピー体質で季節の変わり目には、たびたび喘息が起こってしまうボク自身も嬉しく思っているところです。


国産土窯作り竹炭バラ


竹炭の洗い水の成分は、驚くほどシンプル。竹炭、竹炭灰、そして水だけです 。ちなみに、敏感肌のボクや家族も愛用する虎竹の里竹炭石鹸の成分は石鹸素地と竹炭と水だけなので、竹虎の製品には本当に無駄なものは入れていません。竹炭の消臭力は、目に見えない無数の孔(あな)が開いていて、その孔が臭いの原因物質を吸着してくれるのです。真っ黒な竹炭で透明の洗剤が出来て、汚れを落とすとは不思議に思われる方もおられるかも知れません(笑)。竹炭の洗い水は、竹炭や竹炭灰から溶け出したミネラル分、カリウムが水中に電子イオンを発生させて汚れを衣類から引き離します。昔の人が灰を使って洗濯していた知恵と同じ、まさに自然の恵みそのものです。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


部屋干しの嫌な臭いの主な原因は、湿った洗濯物で雑菌が繁殖することです。竹炭の洗い水は、竹炭が持つ天然の力で、この雑菌の繁殖を抑える働きも期待できます。殺菌作用などはありませんが、臭いの元となる菌が増えにくい環境を作る手助けをしてくれるのです。実際に「部屋干ししたときに生乾き臭がしない」「タオルの生乾きの臭いが気にならなくなった」というお声を多数いただいており、室内干しが多いご家庭でも安心してお使いいただけます。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤「竹炭の洗い水」


市販の洗剤には、強い香りで臭いをマスキングするものも多いですが、竹炭の洗い水は香料などを一切使用していません 。香りでごまかすのではなく、汚れと臭いを元からしっかり落とすことによる「本物の無臭」です。K様のように化学的な香りが苦手な方や、強い匂いに敏感な方にも、「無臭です。無臭に感動します」と大変喜んで頂けています。使い続けるうちに合成香料の強さをかえって不快に感じるようになった、という方もおられます。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


「自然由来の洗剤って、使いにくかったり、値段が高かったりするのでは?」と思われるかもしれません。でも、竹炭の洗い水は、液体洗濯洗剤としての使いやすさやコストパフォーマンス、そして環境への配慮も兼ね備えています。竹炭の洗い水は、一見すると少しお値段が高く感じるかもしれませんが、実はとても経済的なのです。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


まず、使う量が非常に少ないという事があります、水30リットルに対して、わずか10ミリリットルで十分な効果を発揮します。そして、泡立ちがほとんどなく洗剤成分が衣類に残りにくいため、すすぎは1回で大丈夫です。これにより、水道代や電気代、そして洗濯時間も大きく節約できるのです。さらに、柔軟剤を使わなくても衣類がふんわり仕上がるため柔軟剤代も不要ですから、トータルで見ると優れたコストパフォーマンスを発揮するのです。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


なぜ柔軟剤がいらないのか?それは、竹炭の洗い水に含まれる天然ミネラル成分が、洗濯物の繊維を優しくほぐし、ふんわりと仕上げてくれるからです 。お客様からも「柔軟剤いらずでふんわりと仕上がりました」「洗った後のごわごわ感がないところがいい」と、その仕上がりに満足の声をいただいています。余計な化学成分を使わずに、自然な柔らかさを実感できるのは嬉しいところです。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


液体洗濯洗剤であることも使いやすさのポイントかと思います。計量が簡単で、洗濯機への投入もスムーズ。ボクのように子供の頃からアトピー体質で敏感肌ですと、粉末洗剤の溶け残りがあって襟首部分や袖口など痒みの原因になる事がありましたが、そんな心配も無用です。寒い時期や水温が低い場合でも、サッと水に溶けて洗浄力を発揮してくれるのは毎日の洗濯が随分と楽になるように思います。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水


繰り返しになりますが、竹炭の洗い水の原料は、竹炭、竹炭灰、水だけです。界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、香料などは一切使用していません。ですから、デリケートな赤ちゃんの肌着洗いや、アトピー体質の方、敏感肌の方、あるいはお年寄りの乾燥肌でスキンケアが必要な方にも安心してご愛用いただける洗濯洗剤です。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水

この30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」では何度もお伝えしていますように、竹は、わずか3ヶ月ほどで親竹と同じ高さまで成長し、3~4年もすれば資源として利用できる、非常に成長の早い植物です 。まさに持続可能な自然の恵みであり、その竹を使った竹炭の洗い水は、使用後の排水も自然に還りやすく、環境への負荷が少ない洗剤です。竹虎が1985年から言い続けてきた「21世紀は竹の時代」という想いを製品を通じて皆様と共有できると嬉しいです。


アトピー、敏感肌の方に匂わない液体洗剤・竹炭の洗い水お試しサイズ


この、アトピー、敏感肌の方にも自信をもっておすすめできる、匂わない液体洗剤、竹炭の洗い水を一人でも多くの方にお役に立てるように、送料無料にて300ミリリットルのお試しサイズをご用意いたしました。クロネコヤマトのメール便にてポストまでの配送です。ご興味のあられる方は、本当にぜひ一度お使いいただきたいと心から願っています。
敏感肌の方へ送料無料でお試しいただける洗濯洗剤「竹炭の洗い水」





コインランドリー×5キロの洗濯物

コンテナ籠


ドーーーーーーーン!!!と大迫力で登場したのは御用籠と呼ばれて昔は大活躍していた角籠。ご年配の方なら、この籠が自転車の荷台に紐で縛り付けられて走っていたのを覚えておられませんか?自転車やバイクに多用されていたので、自転車籠とも言われて荷物を運ぶ際には重宝していた竹籠なのだ。


御用籠手付き


さて、今日はこの角籠にタップリの洗濯物を詰め込んでコインランドリーにやって来た!洗濯物の重量は何と5キロ!それでも、太い縁竹にしっかり取り付けたビニールパイプ入りの持ち手紐はビクともしない。


真竹コンテナ手付き籠


スズ竹市場籠と同じタイプの持ち手を取り付けている事かわお分かりのように、近年の開花によって少なくなったスズ竹市場籠の代わりの手提げとして使いたいと思って試作したものだ。


真竹コンテナ手付き籠バッグ


しかし、ご覧のようにこの「超」が付くような堅牢な力竹!丈夫なのは良いのだけれど、自分が使うのにも少し重たさを感じてしまう。もちろん、キャンプ用品を運ぶのに車のトランクに入れて使用したり、キッチンでの野菜籠やリビングのマガジンラックのような用途だと持ち運びも少ないので問題はない。


ただ、ちょっとしたお買い物や外に提げて行きたい場合には、もっと小振りで軽量なものが良い。そこで、新しく真竹コンテナ手提げ籠バッグが登場した。



背の高い洗濯籠

真竹洗濯籠


虎竹や白竹のランドリーバスケットは、上げ底になっていて通気性が抜群だから人気がある。旬が良くなってから伐採された良質の真竹で編まれた洗濯籠も、昔ながらの作りは全く同じ伝統を守り続けている。新竹の色合いが、少し落ち着いてきた三個の籠をYouTube特別販売として動画で公開させて頂いている。


真竹洗濯籠


少しづつ微妙にサイズが異なっているから、それぞれ1点づつだ。


真竹脱衣籠


特にこの背の高い洗濯籠は、直径が約44センチに対して、高さが約78センチもあるから、普通の洗濯物を入れる籠としては底まで手が届かない。動画をご覧になられたお客様のアイデアで別の用途にご愛用いただきたい籠だ。


竹ランドリーボックス


通常は同じ方向にしか巻かない口巻を、サイズが大きいだけに反対に方向にも巻いて二重になっているのも特徴的な竹籠だ。





淡竹と孟宗竹で編んだ角ばった洗濯籠について

洗濯籠(角)


美しい青物細工を見る事は段々と少なくなってきたが、大型の竹籠で米揚げともマンゴク(万石)、コエジョウケ(肥ざる)、シカクジョーケと呼ばれていた横編みの籠は、ほとんど編まれる事がなくなった籠のひとつだ。綺麗に編まれた籠は、衣類を入れる洗濯籠としても重宝しており、かつて自分がどうして角型のものが欲しくて熟練の職人に製作してもらっていた事がある。


通常は真竹が多用される籠だが、こちらの洗濯竹籠(角)は孟宗竹と淡竹を使い丁寧に、堅牢に脱衣籠として作り上げられていた。角張った籠の作製には高度な技術が必要で、そもそも数が少なかったのだが虫喰い穴があるため、手元に置いていたものを皆様にご覧いただきたくて特別販売としてご紹介した。





虎竹菱四ツ目衣装籠の迫力

虎竹菱四ツ目衣装籠


最近、真竹を磨いた衣装籠ばかりが登場して少し面白くない、そんな訳でもないのですが久しぶりに登場したのが虎竹菱四ツ目衣装籠。奥の真竹磨き衣装籠と比べると、若干小振りだったりの違いはあるものの同じ編み方で用途も同じ、並んでいると見た目の色合いの違いが際立って、なかなかの迫力だと改めて思っている。


真竹磨き衣装籠


衣装籠というネーミングにしているが、もちろんお客様によっては色々な使い方をして頂く竹籠。このようなサイズ感のある実用的な生活シーンでは、竹の軽さ、しなやかさ、手触りの良さなど竹の魅力が十二分に発揮される。お好みの方をお選びいただいて、うるおいある毎日にお役立ていただきたいです。


真竹磨き衣装籠の作り方動画は、1週間足らずで4000回を超える再生回数で職人も喜んでいる。虎竹こそ、自分達が100年を超えて守り続けて行く竹だ、こちらの職人の仕事も是非動画でご覧いただきたい。





虎竹ランドリーバスケットの力竹

虎竹ランドリーバスケット


虎竹ランドリーバスケットとしてご使用いただいてる竹籠は、定番の六ツ目編みで実に様々なサイズがあり、昔から多くの方に愛されてきた。しかし、これだけの大きさになって衣類を入れるとなると、底の力竹が必要となってくる。そこで、力竹をどう入れるか?何種類かパターンがあって、試してみたところ一番しっくりくるのがこの三角型であった。


古い竹籠


もういつだったか忘れてしまうほど前だったと思うけれど、飴色に変わった白竹の籠に三角の力竹が入れられていたのを最近思い出した。力竹を考える時に以前見たイメージが、もしかしたら無意識に浮かんでいたのかも知れない。


虎竹ランドリーバスケット


そう言えば、以前の30年ブログにて、虎竹ランドリーバスケットなどに使われている六ツ目編みが、魔除けの印として知られていたお話しをした事がある。それでなくとも、編み目のひとつひとつを目の玉に見立てて、籠で悪霊を退散させる風習は昔から日本にあった。また台風が近づいて来る、多くの籠に囲まれながら目に見えない力や大自然に対する畏怖の気持ちを忘れないようにしたい。





真竹磨き衣装籠を編む竹職人

真竹磨き衣装籠


夏前からずっと気になっていた真竹磨き衣装籠に、ようやく取り掛かる事ができた。冬に伐採した真竹が多すぎたのか、自社で活用するスピードが遅かったのか、おそらく両方のような気がするけれど倉庫を見てみると、思うよりも真竹は随分と余っている。シーズンに伐った竹だけを使って製品作りをしていくのだから、竹は足りなかったり、余ったりする。


竹職人


それでも昔のように、湯抜き釜で白竹にしていれば心配ないが、原竹そのままで保管していると傷んで使えなくなる事もあるから、やはり竹の仕事は難しい。


真竹磨き衣装籠


厳選した竹材を使って竹籠づくりが始まった。


真竹


おっと、それにしても竹林で伐採したばかりの竹と、職人が手にしている竹や編み上がった衣装籠の色合いが全く違うと気づかれた方は鋭い(笑)。


真竹磨き衣装籠


どうして、このような見た目の違いになるのかは、真竹磨き衣装籠の職人動画をご覧いただくと、なるほどと納得する。そして、意外と見えない所にも職人の技と手間とが掛かっている事がお分かり頂けると思う。





機械ではありません、虎竹六ツ目ランドリーバスケット

虎竹六ツ目ランドリーバスケット底編み


先日、お客様とお話ししていて驚いた事がある。ご年配のその方は店舗の籠を手に取りながら「どの部分を職人さんが作るのですか?」と質問されるのだ。「えっ?」どの部分というか、一本の竹を割ってヒゴにして、編み上げて仕上げるまで全て手仕事だと説明するとポカンとされている。


虎竹六ツ目ランドリーバスケット


あまり竹細工などを使った事もなく、関心がある方ではなかったそうなのだが、竹籠とは機械で作るものだと思っていたそうなのだ。これは笑い話ではない、自分達にとっては当たり前だからお伝えせずにいると、もしかしたらこの方のようにご存知なかったり、関心を持つ事ができない方は多いのかも知れない。


虎竹六ツ目編み籠職人


日本唯一の虎竹の事、そしてその竹を使って編み上げられる六ツ目ランドリーバスケットの事、もっと知っていただく努力が必要だと痛感した。


虎竹六ツ目ランドリーバスケット


しかし、まあ確かに、このように丹精な籠をご覧になられると、機械でも使っているのかなあと考える方がいても不思議ではないか。この季節に軽やかな籠は涼味を感じて大好きです。